昨年の秋にデビューしたモデルの冨永章胤(あきつぐ)。スーパーモデルの冨永愛を母に持ち、母譲りの抜群のスタイルで注目を集めている。190cmの高身長という恵まれたルックスについて「母の遺伝子のおかげです」と屈託ない笑顔で語る冨永に、モデル業への向き合い方や将来の夢、敬愛する母への思いなどを語ってもらった。
昨年『VOGUE JAPAN』でモデルデビューを果たし、3月4日に開催された「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER」(TGC)ではスポットライトと熱い声援を浴びる中でランウェイを闊歩した。冨永は「TGCは初めてだったので、緊張もありましたが、どちらかというとワクワク感が止まらなくて。やるしかないという感じで、めちゃくちゃ楽しみでした」と声を弾ませた。
プレッシャーには強いタイプなのか? と尋ねると「弱いです」と即答。「プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、当日になって本番まで行くと、そこではもうやるしかないと思い、ガッと乗り切れる感じです。モデルとして歩く時は背すじをピンと伸ばしていますが、普段はこんな感じです」とおちゃめに猫背にして見せた。
モデルとして日々心掛けていることについて聞くと、最近筋トレを始めたと明かしてくれた。「この前、インスタで半袖姿を上げましたが、それを見て自分の腕が細すぎてびっくりしたんです。これは筋トレをしないとヤバイと思って、今はジムに行ったり、家でトレーニングをしたりしています。少しずつですが筋肉がついてきたので、写真も映えるようになりたいです」
食生活で気をつけていることを尋ねると「“ある”と言いたいところですが、正直なところ全く“ない”です。食べたいものを食べても痩せていくぐらいだし、大丈夫かなと思って、いろんなものを食べています。今日の朝も、超大盛りのペヤングを食べてきました」と言う。
ちなみに、今までで一番食べた“大盛りサイズ”について聞くと「大盛りペタマックスのペヤング3つです」とのこと。「その3つを1つの皿に盛ったらどのくらいになるんだろうと思って1回試してみたんです。結局4分の3くらい食べて、その残りの4分の1を1時間後に食べました。でも、そのあとでニキビがめちゃくちゃできました」と苦笑いする。
9月にモデルデビューをした冨永だが、きっかけについて聞くと「お母さんの遺伝子です」と、二世の気負いもなくあっさり言うところに好感が持てる。
「以前は業界にまったく興味がなくて、普通に平和に暮らしていければいいやという考えでしたが、身長をお母さんから受け継いだし、自分に一番向いている仕事として考えたのがモデル業だったのでやろうと決めました。そこにちょうどお話をいただいてデビューしたという感じです。それもお母さんのおかげだなと思っています」