女優の福原遥が23日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAでフォトブック『gift』(発売中 2,970円税込 講談社刊)の発売記念イベントを行った。

フォトブック『gift』の発売記念イベントを行った福原遥

子役としてNHK教育テレビ『クッキングアイドル アイ!マイ!まいん!』で人気を博した後、女優として数多くの話題作に出演している福原遥。2022年後期NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインの舞役を好演して話題を集めた。そんな彼女のフォトブックは、『舞いあがれ!』でヒロインとして奮闘した1年間を収めた内容となっている。

爽やかな白いワンピース姿でイベント会場に登場した福原は、フォトブックを手にしながら「本当にうれしいです。こうして1冊まとめて皆さんにお届けするのは久しぶりで、23歳の時の自分を収めていただいてすごく大切なフォトブックになりました」と笑顔を見せながら、「去年から朝ドラの撮影を1年間やらせていただきましたが、朝ドラは1つの夢だったので絶対に忘れない大切な1年になると思ったし、その1年間の私がたっぷり詰まった1冊になっていると思います」と達成感をにじませた。

続けて「今までとは違った私がたくさん写っていると思います。衣装もカジュアルでラフな洋服やドレッシーな衣装など色んな衣装があり、朝ドラで1年間を通して始まった時の気持ちと終わった時の心境の変化をロングインタビューで語らせていただきました。ちょっとは成長出来ているんじゃないかなと思うので、その変化も楽しんで見ていただけたらうれしいです」とアピールした。

また、朝ドラの撮影についても「本当に素晴らしいスタッフさんや大先輩のキャストさんの背中を見てこういう俳優さんになりたいなと日々思いながら撮影していました。自分にとっての目標がたくさんできたし、スイッチの切り替えが早くなってすごく成長できたと思います」と振り返り、「多分一生自分にとって大切な人に出会えた1年だったと思います。それが何よりもうれしかったですね」と貴重な時間だったという。

特に影響された共演者を父親役の高橋克典、母親役の永作博美、祖母役の高畑淳子をあげて、「お芝居のことも相談させていただき、『大丈夫だよ』と包み込んでくれる包容力、愛情をたくさんいただきました。本当に皆さんのお陰で最後まで撮影することができましたべ。体調を気にしてお母ちゃんからは手作りの料理を、お父ちゃんから体に良いドリンクを、バンバ(高畑淳子)からはフルーツをくださりました」と感謝の言葉。続けて「もちろん大変なこともありましたが、想像していた通りでした。本当に愛が溢れている現場で毎日本当に皆さんが一丸となって良い作品にしようという思いが強く、素敵な現場だと日々思いながら本当に楽しい1年間でした」と語っていた。