GA technologies(GAテクノロジーズ)が運営するネット不動産投資サービスブランド「RENOSY(リノシー)」は4月19日、「資産形成と投資にまつわる調査」の結果を発表した。同調査は2022年12月~2023年3月、全国の男女1,111名を対象に、インターネットで実施した。

  • 老後とも言える40年後について、今、思い当たる感情

今回は、Z世代(20歳~22歳)・ミレニアル世代・RENOSY投資家(27歳~35歳)に分けて実施した。

老後とも言える40年後について、今どう思うか尋ねたところ、Z世代・ミレニアル世代の最多回答は「不安・心配」(Z世代:44.4%/ミレニアル世代:48.1%)だった。一方、RENOSY投資家の最多回答は「なんとかなる」(29.1%)になった。

投資経験者に対し、投資デビューはいつ頃か聞くと、RENOSY投資家からは「社会人1~3年目」(37.3%)が最も多かった。一方、ミレニアル世代は「社会人4~8年目」(47.1%)が最多で、同じ世代でも分布に違いがあることがわかった。

  • 「投資」を最初に始めた時期

同調査では、他にも年齢層の同じミレニアル世代とRENOSY投資家の回答に違いが見られた。「知っている投資の方法」について聞くと、ミレニアル世代は「NISA/つみたてNISA」(58.9%)、「国内株」(54.3%)、「外国株」(42.0%)が多い。

一方、RENOSY投資家からは、「不動産」(91.8%)、「国内株」(89.1%)、「投資信託」(85.5%)が多かった。ミレニアル世代とRENOSY投資家は、全選択肢に対して「知っている」と回答する割合や回答の多い選択肢が異なっている。

  • 「投資」の方法として知っているもの

Z世代の投資経験・興味関心度合を調べると、投資を「現在やっている」(21.1%)、「やったことはあるが、現在はやっていない」(9.4%)、「やったことはないが、関心はある」(37.4%)、と投資経験あり・もしくは興味・関心を持つ割合は67.9%と約7割で、「やったことはなく、関心もない」は32.0%だった。

  • Z世代の投資経験・興味関心度合い

3グループそれぞれに、「最も利用時間の長いメディア」について聞くと、Z世代は「YouTube」(26.7%)、「Instagram」(19.3%)、「テレビ」(13.3%)だった。ミレニアル世代は「テレビ」(23.9%)、「YouTube」(20.4%)、「Twitter」(14.4%)となっている。RENOSY投資家は「YouTube」(30.9%)、「Twitter」(14.5%)、「テレビ」(12.7%)の順になった。

  • 利用時間の最も長いメディア

資産形成や投資において、情報収集で参考にしている人を尋ねると、YouTuberが多く挙がった。そのうち、Z世代やミレニアル世代からは資産形成だけでなく、時事ネタなどを取り上げる"教養系YouTuber"を参考にしていると回答があった。一方、RENOSY投資家からは、資産形成のうち、自身のリスク分散や大事にしている資産形成の指針、具体的な資産形成方法などを扱う"投資系YouTuber"を挙げる傾向が目立った。