SNS総フォロワー数350万人超を誇り、現在放送中の『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日)のヒロインとしても注目を集めている星乃夢奈が、1stシングル「男の子のために可愛いわけじゃない!」を12日にリリースした。同楽曲は、星乃が小学5年生の頃からファンだというクリエイターユニット・HoneyWorks(通称:ハニワ)が楽曲提供。今年1月にはHoneyWorksの楽曲をカバーした「可愛くてごめん (feat. 星乃夢奈) [Cover]」をリリースしたが、今回はオリジナル曲となる。星乃にインタビューし、HoneyWorksとのコラボの経緯や同楽曲への思いを聞いた。

  • 星乃夢奈 撮影:加藤千雅

――リリースが決定した経緯からお聞かせください。

マネージャーさんが何かの現場でHoneyWorksさんと一緒になったときに私に電話がかかってきて、HoneyWorksのGomさんとお話させていただいて、「一緒にお仕事できたらいいですね」「そうですね! そのときはよろしくお願いします」という会話からどんどん話が進み、実現しちゃいました(笑)。本当にGomさんが実現に向けて動いてくださって。

――電話での会話から楽曲リリースに。

私がHoneyWorksさんのことが好きだというのも知ってくださっていたみたいで。YouTubeで「踊ってみた」をやってなかったらリリースできてなかったと思うので、苦手な「踊ってみた」に挑戦してきてよかったなと思いました。

――1stシングルの前に、「可愛くてごめん」のカバーをリリースした経緯も教えてください。

「可愛くてごめん」のカバーの前に、今回のオリジナル曲の話が出ていたのですが、HoneyWorksさん界隈の方々に星乃夢奈という存在を少しでも知ってもらえたらいいなという匂わせでカバーを出させていただきました。カラオケで「可愛くてごめん」を歌うこともありますが、HoneyWorksさんの曲はどれも難しいんです。キーが高いし音の展開もすごくて、収録時は大変でしたが、「こういう風に歌ったら可愛くなる」といったアドバイスをもらいながら歌いました。

――そして、カバーの次に1stシングル「男の子のために可愛いわけじゃない!」をリリースされました。

この楽曲は、私が活動を始めた頃からの実際のエピソードも入れ込んだ歌詞にしてくださって、私らしさ全開の曲になっています。私がずっと大事にしてきたフレーズ「ピンポン」も入れてくださって、1stシングルがこの曲でこの歌詞ですごくうれしかったです。

――入れてほしい歌詞など、作詞を担当されたGomさんに事前に伝えたのでしょうか?

「今までの人生についてざっくり聞かせてください」と言われてお話して、私を想像しながら作ってくださいました。「ピンポン」は私から入れてくださいとお願いしたのではなく、ご厚意で入れてくださって、ありがたいなと(笑)。1曲目は夢奈ちゃんらしさを大事にしたほうがいいとGomさんが思って入れてくださって、私らしさ全開、且つハニワさんらしさもあって、すごくお気に入りです。

――歌を出したいという思いは昔からありましたか?

なかったです。歌うこと自体は好きでしたが、自分の声や歌い方に自信がなかったですし、女優になりたいという気持ちが強かったので。YouTubeは素の自分や趣味を発信していて、「歌ってみた」も時々公開していますが、まさかアーティストデビューすることになるとは驚きです。最近は今後の活動のことも考えてボイトレに通うようになったので、前よりは自信を持てるようになってきました。

――ボイトレはいつ頃から?

この春からなのでまだ全然です。それ以前は、オフの日に1人でカラオケに行って歌っていたので、それが練習になっていたのかなと思います。