テレビ東京の新ドラマ8枠『弁護士ソドム』(4月28日スタート 毎週金曜20:00~)記者会見が18日に同局で行われ、福士蒼汰、玄理、加藤清史郎、山下美月、光石研が登場した。
同作は詐欺加害者専門の悪徳弁護士が主役の弁護士ドラマ。金にならない仕事は全く引き受けず、刑事弁護を儲からない仕事とけなし、詐欺加害者を弁護する小田切渉(福士蒼汰)。人道にもとるやり方や、強引な手法・拝金主義から、法曹界では悪徳弁護士、別名「ソドム」という忌まわ しい名前で呼ばれている渉の姿を描く。
登場時には大量のスモークに苦笑していたキャスト陣。主演の福士について、山下が「決め台詞を言うんですけど、聞いたことないような決め台詞で、これを言えるのは福士さん演じる渉さんだからだな、ハマってるなと思って、流行ってほしいなと思ってます」と語ると、福士は「いじってます?」とツッコみ、素直な気持ちで演じています。まっすぐ演じています」と自身の気持ちについて表す。
玄理は福士について「常にジムにいってらっしゃる。柔術でしたっけ? 私の中では福士くんは俳優スラッシュ格闘家みたいな印象になりつつあります。セットチェンジとかの合間でもシュシュっとやってて、たぶん練習に相手が必要なんだと思うんです。アクションの方を教え込まれてるんですけど、『これは1番簡単だから』と言いながらなかなか高度なやつを……私が覚えると延々とできるらしいんですけど」とエピソードも披露。福士は「嬉しいのは、難しくてできないとなったのに、次会った時に『わたしもできる』と言って、完璧にそのアクションを覚えてらっしゃって、『いつの間にやったの!?』と。録画したわけでもないのに、思い出してやったらできる、やってみようと思ってくれたのが嬉しかった」と感謝。玄理は「自分でもびっくりするぐらいできなくて、ちょっと悔しかったんでしょうね。家で練習して『もうできるな』みたいな状態で」と当時の状況を説明した。
加藤は「シュッシュッシュってやってるのと同じくらいに、歌ってらっしゃいます、福士さんが」と暴露。「メイク中とか、スピーカーでいろんな音楽を流したりするんですけど、本当によくそんな元気あるなって。僕なんか朝早くてもう眠い、頑張んないと起きないと、となってる中で隣で軽やかに歌ってらっしゃて。僕は声も出ないのに元気で、現場に入っても間があれば歌ってシュッシュッシュってやって、そういうところからムードを作ってくださってる」と絶賛し、福士は「そうそうそう、わかってらっしゃる」と嬉しそうな様子を見せる。何を歌っているのか聴かれると、「思いついたその日のテーマソングがありまして、いろいろ行きの道中には車の中で歌って、その流れでもメイクも歌いながら済ませて、その流れで現場も過ごす」と、まさかの自作曲のようだった。
そんな福士は光石について「現場に行った時になんと光石さんが40分早く来るということがありました。『もう光石さん入られてます! 準備できれば福士さんいつでもいいです』と焦らされて」と楽しそうに話す。光石は「これは申し訳ないですけど、皆さんを煽ってるわけでもない! ゆっくりきていただいていいんです! 年をとるとどんどん早くなってきて1時間前に来たりするんですよ。そうすると誰もいなかったりしてご迷惑かけてるんですけど」と弁解し、福士は「思わず『子役か!』ってツッコんじゃって」と笑顔に。光石は「色々心配性だからね。気にしないでください」とタジタジになっていた。