水着用品などの企画・製造・販売を行うフットマークは、男女でデザインが同じジェンダーレス水着「男女共用セパレーツ水着」の一般販売を開始した。全国200校以上が、すでに導入を検討中だという。これにネットで賛否が集まり、「露出少ないのはとても良いと思う」「めちゃくちゃださい」などと話題となっている。

  • ジェンダーレススクール水着の一般販売はじまる、200校以上が導入検討 - ネット「普通にあり」「ださい」

    「ジェンダーレス」なスクール水着の一般販売が開始

「男女共用セパレーツ水着」は、長袖の上着とハーフパンツ型の水着。男女同じ仕様にすることで性別などを気にせず水泳の授業に参加できるよう開発したとのこと。男女で身体的に違いの表れる胸や腰、お尻などの部位にゆとりがあり、体のラインが目立たず、肌の露出を抑えたデザインとなっている。パンツには体に密着しない生地を採用し、上下に撥水加工を施して、濡れても軽く快適な着心地だという。また、水中ですそがめくれないようにめくれ防止ループを搭載。肌の露出を軽減したことで、紫外線対策にも有効だ。

  • 露出が少ないことで、ラッシュガードの役割も担っている

サイズは120cmから4Lまでの10サイズで展開し、カラーはコン(紺)のみ。価格は、サイズによって税込6,710円から7,150円だ。楽天市場や同社直営のオンラインショップにて取り扱っている。

この男女共用セパレーツ水着、昨年には東京都と兵庫県の中学校3校でテスト導入を実施しており、着用した生徒から「水着姿が気にならず、授業に集中できました」「肌や体毛が隠せて日焼け防止もできてよかった」と好評だったという。

  • スクール水着の変遷。時代にあったデザインに進化しているのが伺える。1978年とか今見ると凄い

ネット上では「ジェンダーレスの部分はどうでもいいけど、普通にありな気がする」「露出少ないのはとても良いと思う」「むっちゃええやん!!👍👍👍女子だけでなく、男子も嬉しい👍私の頃にも欲しかった」「時代だなぁ、これについていけない人間にはなりたくない」「明治時代の水着w」「普通に男女兼用水着でよくないか?何でもかんでもジェンダーレスとかいう必要ある?」など、さまざまな声が寄せられた。