Twitterは、アカウントが本物かどうかを示す旧「認証バッジ」の削除を開始した。ネットでは「認証マークではなく課金者マーク」「著名人の方はきちんとわかるようにしてほしいなぁ」などと話題となっている。

  • Twitterの旧「認証バッジ」削除はじまる、なりすまし増加の懸念 - ネット「それはもう課金者バッジでは?」

    Twitterから旧「認証バッジ」が消える。無課金勢であるところの編集部アカウントの認証バッジも消滅したが、公式なのでお願い信じて

「認証バッジ」についてこれまで、一定の知名度を持つユーザーがリクエストをし、Twitter側がこれを承認すると取得できた旧「認証バッジ」と、実業家のイーロン・マスク氏がTwitter社を買収後、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」加入者特典としての「認証バッジ」が混在する状況にあった。

しかし4月20日未明、「Twitter Blue」に加入しなかった旧「認証バッジ」を持つ著名人や企業のアカウントからバッジが一斉に削除。ちなみに我々編集部の公式アカウント(@mnpcdigital)の「認証バッジ」もしっかり消えていた。一連の認証バッジをめぐる動きは未だ話題となっており、Twitterのトレンド入りも果たしている。懸念として、場合によっては、著名人のアカウントが認証マークを失ったことで、なりすましとの見分けが難しくなることがあるかもしれない。

  • 「公式マーク」がトレンド入り

ちなみに現状Twitterにある認証バッジは青・金・灰色の3種類。「青」は「Twitter Blue」の加入者で、Twitter側の審査を通過した個人に付与される。「金」はTwitterが認証した事業者アカウントに付与。また、企業向けの月額サブスクサービス「Twitter Verified Organizations」に加入した企業・組織などに付与。残る「灰」は政府関連のアカウントに付与されている。

ネット上では「ツイッター赤字なので、それも致しかねない」「青チェックマークに価値あると思ってないから他の人もそのままでよかったのに」「Blueって認証マークではなく課金者マークでは・・・?」「著名人の方はきちんとわかるようにしてほしいなぁ」などの声が寄せられている。