ナビタイムジャパンは4月21日、iOS/Androidアプリ「渋滞情報マップby NAVITIME」において、「AI渋滞予報」機能の提供を開始した。プレミアムコース会員限定の機能となる。
高速道路上でよく道路混雑が発生する全国100区間を対象に、7時~23時の1時間刻みの渋滞予報を表示する。普段と比べてどこがどのくらい混むのか、グラフとマーカーで直感的に把握しやすい機能とする。
VICSの渋滞長データを約2年分学習させた独自のAIモデルを用いて、従来の渋滞予測と比べて精度を約35%向上したという。見せ方も実際の使われ方に合わせて最適化しており、高速道路上のIC間を1単位とする従来の表現ではなく、たとえば「東名高速道路(上り)伊勢原JCT~横浜町田IC間」というように、よく渋滞する区間を1つのまとまりとして渋滞予報を見られるようにする。