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【この記事のエキスパート】
仙台在住エンタメ系ライター:Ringo 4ko(りんご4個)

仙台在住エンタメ系ライター:Ringo 4ko(りんご4個)

仙台在住。大手広告会社を退社後、フリーのライターとして活動を開始。アニメ・特撮・映画・文学・国内外におけるゲーム史・海外のインターネット文化に関して造詣が深く、趣味はプラモデル・ガレージキット制作とフィギュア収集。特にアニメロボットに関する立体物の所持数は1000体以上にのぼり、中にはプレミアにより現在の取引価格が10万円を超えるものもある。


この記事では、これまでに公開された『クレヨンしんちゃん』の映画シリーズのなかからおすすめの作品と歴代映画のランキングをご紹介していきます。Amazonプライムでの配信情報も掲載していますので、是非参考にしてみてください。

クレヨンしんちゃん映画の魅力!

『クレヨンしんちゃん』の映画シリーズの見どころは、なんといっても「映画ならではのスケールの大きさ」。テレビシリーズでは主人公・野原しんのすけ(しんちゃん)の身の回りで起こる出来事が描かれる『クレヨンしんちゃん』ですが、映画では家族や友達の絆をテーマに壮大な物語が展開されます。

また、一部の作品には原恵一や湯浅政明といったアニメ界を代表する一流クリエイターも参加しており、子ども向け作品の域を越えた質の高いストーリーや演出を楽しむことができます。こうしたアニメ映画としての「奥の深さ」も、シリーズの大きな魅力といえるでしょう。

クレヨンしんちゃん映画の選び方

ここからは、数ある『クレヨンしんちゃん』の映画から、観たい作品を選ぶ上でのポイントを紹介していきます。主なポイントは下記の4つです。

【1】製作された年代で選ぶ
【2】映画のシリーズで選ぶ
【3】主題歌や挿入歌で選ぶ
【4】歴代興行収入から選ぶ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【1】製作された年代で選ぶ

『クレヨンしんちゃん』の映画シリーズの作風は、制作された年代によって大きく分けることができます。

ゆるさと笑いの初期作品

出典:Amazon

90年代に制作された初期の作品は、原作者の臼井義人先生が深く関わっていることもあり、テレビシリーズから作風を引き継いだ明るくコミカルな内容のものが多い傾向にあります。作画やギャグには少々時代を感じるかもしれませんが、小さなお子さんでも楽しく観られることでしょう。

子共も大人も楽しめる2000年代以降作品

出典:Amazon

映画シリーズにおける大きな転換点となったのが、2001年に公開された原恵一監督による『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』。巧みな演出やこだわり抜かれた描写、大人にも響く感動的なストーリーが高く評価され、以降はより広い層をターゲットにした作品が増えていくこととなります。

【2】映画のシリーズで選ぶ

映画シリーズでは、作品ごとに異なるメインキャラクターの存在も注目したいポイントのひとつです。

「かすかべ防衛隊」が主役のシリーズ

出典:Amazon

「かすかべ防衛隊」とは、しんちゃんが通う「ふたば幼稚園」の同級生で結成されたチームのこと。メンバーはしんちゃんを中心に風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんで構成され、作品によってはそこに新メンバーが加わることもあります。

基本的にはあくまで幼稚園児の仲良しグループなのですが、映画シリーズでは子どもらしからぬ大活躍を見せ、本当に街や地球の危機を救ってしまうことも少なくありません。また、冒険を通じて描かれる彼らの成長や友情も、物語を盛り上げる重要な要素となっています。

「野原一家」が主役のシリーズ

出典:Amazon

しんちゃんの両親であるみさえとひろし、妹のひまわりやペットのシロといった「野原一家」も、多くの映画で主役級のキャラクターとして描かれています。家族愛がテーマの作品が観たいのであれば、こうした野原一家の活躍が軸になっている映画を選ぶのがおすすめです。

とくに、みさえ・ひろしは作品によっては敵の手に落ちてしまうことも多いものの、そこから再起する姿に大人の方は思わず感情移入してしまうはずです。そのほか、ひまわりが重要な役割を持つ作品ではしんちゃんの「お兄ちゃん」としての一面にスポットがあたることも多く、こちらも映画シリーズならではの見どころといえます。

【3】主題歌や挿入歌で選ぶ

作品を選ぶ上では、物語を盛り上げる「音楽」にも注目です。というのも、『クレヨンしんちゃん』の映画では有名アーティストの楽曲が主題歌や挿入歌に起用されることも多く、公開のたびに大きな話題を呼んでいます。

例えば、『バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』の主題歌は、SEKAI NO OWARIの代表曲であり現在もCMなどで人気の楽曲「RPG」。このように、のちの有名楽曲が実は『クレヨンしんちゃん』の映画タイアップ曲というパターンもあるため、どの映画にどんな楽興が使われているのか調べてみるのも面白いはずです。

【4】歴代興行収入から選ぶ

必ずしも作品の出来と直結するわけではありませんが、映画としての興行収入も作品選びにおいてはひとつのヒントになるでしょう。ちなみに現在、映画シリーズの歴代作品における興行収入1位は『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』の22億9000万円となっています。

一方で興行収入ランキングに関しては、映画第一作である『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』が2位にランクインしているのも面白い点です。当時のアニメ映画としては破格の22億2000万円という興行収入からも、『クレヨンしんちゃん』がいかに多くのファンに愛されてきた作品かがわかるでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)