フックアップは、米Universal Audioが提供するペダルタイプのエフェクター「UAFXペダル」に新モデルを追加した。今回追加されたのは、「UAFX Galaxy '74 Tape Echo & Reverb」「UAFX MAX Preamp & Dual Compressor」「UAFX Del-Verb Ambience Companion」の3機種で、市場実勢価格はいずれも49,500円。

  • 「UAFX Galaxy '74 Tape Echo & Reverb」

「UAFX Galaxy '74 Tape Echo & Reverb」は、1970年代半ばに発売されたローランドの「Space Echo」のアナログエフェクトをキャプチャーしたテープディレイ+スプリングリバーブ。「UAFX Control」アプリを使用することで、タップテンポ機能の追加、リアルタイムエフェクトの調整、発振サウンドなど、フットスイッチの設定をカスタマイズできる。

  • 「UAFX MAX Preamp & Dual Compressor」

「UAFX MAX Preamp & Dual Compressor」は、Teletronixの「LA-2A」、Ureiの「1176」、MXRの「Dyna Comp」をアナログモデリングで再現したコンプレッサー。2つのコンプレッサーを自由に組み合わせてスタックすることで、幅広いトーンとテクスチャーが得られる。Universal Audioのチューブマイクプリアンプ「610」の質感とキャラクターもあわせて再現。「UAFX Control」アプリを使用することで、610プリアンプのEQ設定、コンプレッサーのシリ アル/パラレル設定、サイドチェーンベースフィルターの設定などの設定をカスタマイズできる。

  • 「UAFX Del-Verb Ambience Companion」

「UAFX Del-Verb Ambience Companion」は、1960年代製チューブアンプのスプリング、スタジオで使われたプレート、ビンテージなデジタルホールという3種類のリバーブと、ビンテージなテープ、アナログBBD、スタジオグレードのデジタルディレイという3種類のディレイを搭載。デュアルなステレオエフェクトエンジンにより、立体的なサウンドスケープをシンプルな操作で構築できる。「UAFX Control」アプリを使用することで、タップテンポ機能の追加といったフットスイッチの設定をカスタマイズできる。

3モデルの共通の仕様は、以下の通り。

  • 入力端子:1/4インチTSフォーン×2(Input 2はステレオ接続用)
  • 出力端子:1/4インチTSフォーン×2(Output 2はステレオ接続用)
  • USB端子:Type-C(コンピューター経由によるアップデート用)
  • 専用アプリ:UAFX Control(iOS/Android)
  • 電源:外部ACアダプター(別売で専用の「PSU-GP1-WW」を用意。実勢価格は3,700円)
  • 外形寸法:W92×D141×H65mm

質量は「UAFX Galaxy '74 Tape Echo & Reverb」が588g、「UAFX MAX Preamp & Dual Compressor」が590g、「UAFX Del-Verb Ambience Companion」は584gとなっている。