スリーエー・ライフは4月19日、「高血圧の原因と予防」に関する調査の結果を発表した。調査は3月15日、高血圧と診断を受けた20代〜60代の男女1,030人を対象に行われたもの。
まず、脳ドックを受けた事があるか聞いたところ、「ある」は29.6%、「ない」は70.4%という回答結果となった。脳ドックを受けていない理由については、費用面や必要性がないという内容が多数となっている。
「ある」と回答した人に、脳ドックを受けている頻度について尋ねると、「不定期」が37.8%で最も多く、次いで「1年に1回」が21.6%、「2〜3年に1回」が19.7%で続いた。
脳ドックを受けて病気が見つかった経験については、「ある」が29.2%、「ない」が70.8%という回答結果となった。「ある」の回答率を年代別で見ると、20代・30代では8割以上であるのに対し、40代以降では減少している事が分かった。
続いて、高血圧になった原因について尋ねたところ、「運動不足」(51.0%)、「生活習慣」(43.8%)、「食生活」(42.0%)が上位となった。
具体的にどのような病気にかかったかについては、「動脈硬化」が24.5%で最も多く、次いで「脳梗塞」が20.5%、「脳出血」が18.0%で続いた。
高血圧の症状の有無に関わらず、現在定期的に検査を行っているか聞いてみると、「定期的に行っている」は81.3%、「たまに行っている」は7.7%、「あまり行っていない」は4.4%、「全く行っていない」は6.6%となった。
検査以外で高血圧に対して行っている予防対策については、「食生活を見直す」が41.5%で最も多く、次いで「適切な運動をする」が40.0%、「ストレスを解消する」が25.0%で続いた。
高血圧になる前は何か対策を行っていたか尋ねると、「日常的に行っていた」が9.6%、「たまに行っていた」が11.8%、「あまり行っていなかった」が27.0%、「全く行っていなかった」が51.6%との回答結果となった。