どこまでも続く真っ青な海。水平線を眺めていると、それだけで心が洗われるような気持ちになれますが、なんと陸地でもこんな素晴らしい“海”が見られるようで……。

ほんとうに、海みたい。 (@haruhara_kunより引用)

  • (@haruhara_kunより引用)

ツイートの投稿主は写真家の「はるはら(@haruhara_kun)」さん。

「ほんとうに、海みたい」という言葉に添えられた写真には、真っ青な空の下、どこまでも果てしなく広がるネモフィラの花畑が写し出されていました。

この写真は昨年のゴールデンウィークに茨城県にある国営ひたち海浜公園にて撮影されたそうですが、はるはらさんの言葉どおり、本当に海のように広く、その圧倒的な美しさにため息がでますよね。

ツイートは大きな反響を呼び、2.8万件のいいねを獲得(4月20日時点)。

「海を泳いでるみたいですね」「夢のような美しさ! 素晴らしい」「天国みたい…」「圧巻のブルー」「綺麗すぎて息ができなくなった…実物見たら死んでしまうかもしれない」など数々のコメントも寄せられました。

ツイ主さんに聞いてみた

多くのツイッターユーザーを感動させたこのネモフィラの写真について、ツイ主のはるはらさんに詳しい話をお聞きしてみました。

ーー実際に、この景色を見たときの感想を改めてお聞かせいただけますか?

素直に言うと、驚きました。

最近はネット上にさまざまな情報が増え、私たち写真家だけでなく普段写真を撮らない人であっても、あらかじめどのような場所なのか、どんな景色が待っているのかを、ネットで調べてから実際に行くことが増えてきたように思います。現地に行ってみても、予想が出来ていた景色を前に、まあこんなかんじだよね、と新鮮な感動を得ないことも、ままあります。

なので、国営ひたち海浜公園にはじめて行ったときの驚きは、よく覚えています。想像していたよりも遥かに広かったからです。

写真は景色の一部を切り取るもので、逆に言えば写したい小さな範囲のみを写すことも可能です。でも、ここは写真に写る範囲の外まで、見るものすべてがどこまでも一面の青で、事前に調べて行ったにもかかわらず、その広大さと幻想的な雰囲気にすごくすごく感動しました。

そんな、自分の想像を遥かに超える景色に出会って、驚き、感動することが、いろいろな場所を旅しているとたまにあります。国営ひたち海浜公園はそのうちの一つです。そんな場所に出会えると、やっぱり世界は美しいな、ここに来て良かったな、と思います。

ーー撮影するにあたって、何かこだわったところや難しかったところ、楽しかったところなどがあればお聞かせいただけますか?

実をいうと、ここにこだわってこう撮影した! というところはあまりないかもしれません。撮り方を工夫して綺麗に見える、というよりは、どう撮ってもただただ綺麗な場所でした。 しいて言えば、出来るだけ広い範囲をおさめようと超広角レンズを使用しましたが、それでも全然はいりきらないほど、壮大な景色でした。

あと売店で可愛いネモフィラアイスなども売っているので、それを食べながら撮影するのも楽しかったです。


国営ひたち海浜公園ではちょうど今がネモフィラの見頃になっているそうなので、ぜひ見に行ってこの世界を堪能したいですね♪