元プロ野球選手で、自身の会社「株式会社斎藤佑樹」を設立した斎藤佑樹氏が20日、都内で行われたウィザースホーム新商品「スポーツと暮らす家」発表会に出席。プロ野球選手だった現役時代を振り返り「もっと若いうちから食に対して興味を持っておけばよかった」と語った。
ウィザースホームが発足した、スポーツの楽しさや素晴らしさを日々感じながら心地よく暮らせることを追求した「スポーツと暮らす家」プロジェクト。斎藤氏は、ウィザースホームと共にモデルハウスを共同開発した。
斎藤氏と言えば、2006年に早稲田実業のエースとして、夏の甲子園を制し「ハンカチ王子」として一躍有名になった。その後2010年に、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団し、ルーキーイヤーに6勝を挙げたものの、度重なるケガに悩まされ、2021年に現役引退。同年12月には「野球未来づくり」を掲げ、株式会社斎藤佑樹を設立し、現在さまざまなプロジェクト実現に向けて取り組んでいる。
斎藤氏は、設立した会社を通して「いろいろな方とお話をして、野球界への恩返しできることを考えている」と語り、「僕自身野球をやってきたことで学んだこと、またこうしておけば良かったと思うことがたくさんあります。特に周りには一流の選手たちも多く、アドバイスをいただいたことを形にしていければ」と未来に思いを馳せる。
現役を引退してからも、しっかりとトレーニングをして体を鍛えているという斎藤氏。特に食に対しては「しっかりとタンパク質を取ることを心がけ、なるべく血糖値を上げすぎないような食べ方をしています」と語り、「これまでスポーツをしてきたなかで失敗したなと思ったのは、もっと若いうちから食に対して興味を持っておけばよかったこと」と反省点を口にする。そのため、今回の「スポーツと暮らす家」では冷凍設備の充実に高い意識を持っていたという。
幼少期から野球というスポーツを行ってきたことで「良かったと思うこと、失敗したことなど、さまざまな経験をすることができました」と自身のキャリアを振り返った斎藤氏。「スポーツをやってきたからこそのご縁もたくさんありました」と語ると「スポーツは健康を維持するだけではなく、コミュニケーションツールにもなるので、たくさんの方にスポーツの楽しさを知ってほしいです」と訴えていた。
発表会にはウィザースホーム代表取締役・神崎智氏、取締役本部長・安西興人氏も参加した。