三菱電機は、衣類乾燥除湿機の新製品として、ハイパワータイプの「サラリPro」2機種、「部屋干しおまかせムーブアイ」搭載タイプの「サラリ」2機種を発表。4月21日に発売する。
価格はすべてオープン。サラリProの推定市場価格は、定格除湿能力24.5L/日の「MJ-PV250VX」が108,900円前後、18L/日の「MJ-P180VX」が63,800円前後。サラリの推定市場価格は、定格除湿能力12L/日の「MJ-M120VX」が62,700円前後、10L/日の「MJ-M100VX」が55,000円前後。カラーはすべてホワイトのみ。
室内の空気を冷やして結露させ、水として取り出す「コンプレッサー方式」の衣類乾燥除湿機。サブコンデンサー・コンデンサー・蒸発器を組み合わせた「三列熱交換器」により、ハイパワーで除湿できる。
サラリは、衣類の生乾き部分を赤外線センサーで検知して風を吹き分ける「部屋干しおまかせムーブアイ」を装備。乾いていない場所にピンポイントで送風するため、省エネ・節電につながる。
新モデルは、ウイルス・菌・アレル物質抑制効果のある「トリプルバリアフィルター」を全4機種に備え、除湿や部屋干し時の清潔性を高めた(ウイルスと菌抑制効果はボーケン品質評価機構調べ。アレル物質の抑制効果は日本食品分析センター調べ)。本体内部の湿気を乾燥させてカビの繁殖を防ぐ「内部クリーン機能」も従来モデルに引き続き搭載する。
サラリProとサラリの排水タンクは、外側から貯水量を確認できる仕様だが、新しく水位目盛を配し、排水が必要なタイミングをわかりやすくした。このほか、「MJ-P180VX」と「MJ-M120VX」は、電源コード長を従来の1.8mから3mに延長。置き場所を限定しづらくなった。
「MJ-PV250VX」のおもな仕様は次の通り。本体サイズはW410×D299×H630mm、重さは約17.9kg。排水タンク容量は約5.5L。定格除湿能力は一日あたり24.5L。運転モードは衣類乾燥モードが2種類(標準・夜干し)、除湿モードが7種類(湿度設定・強運転・弱運転・冬モード・快適見守り・エコ静音・浴室カビガード)。
「MJ-P180VX」の本体サイズはW372×D281×H594mm、重さは15.2kg。排水タンク容量は約4.7L。定格除湿能力は一日あたり15.5L/18L(50Hz/60Hz)。運転モードは衣類乾燥モードが2種類(標準・夜干し)、除湿モードが6種類(自動除湿・湿度設定・強運転・弱運転・冬モード・浴室カビガード)。
「MJ-M120VX」の本体サイズはW360×D210×H534mm、重さは13.5kg。排水タンク容量は約3.0L。定格除湿能力は一日あたり11L/12L(50Hz/60Hz)。運転モードは衣類乾燥モードが3種類(標準・エコ・ズバッと乾燥)、除湿モードが4種類(部屋サラリ・浴室カビガード・強運転・弱運転)。
「MJ-M100VX」の本体サイズはW360×D210×H534mm、重さは12.7kg。排水タンク容量は約3.0L。定格除湿能力は一日あたり9L/10L(50Hz/60Hz)。運転モードは衣類乾燥モードが3種類(標準・エコ・夜干し)、除湿モードが4種類(浴室カビガード・標準・強運転・弱運転)。