朝日新聞出版は4月19日、『大学ランキング2024』(2,420円)を発売した。
同書は「大学は偏差値だけじゃない」を信念に、編集部が調査・収集したデータ・ランキングを公開している。ランキングの項目は全93テーマで、就職、資格、入試、研究などのテーマのほか、高校や企業からの評価、アナウンサーや俳優・監督の出身、ドラマ・映画のロケ地まで幅広く網羅した。
ランキングの一部を紹介すると、女性社長の出身(2022年)1位は日本大、2位は慶應義塾大、3位は東京女子医科大。高校からの評価・コロナ対応が上手だった(2022年)1位は千葉工業大、2位は早稲田大、3位は立教大。大学発ベンチャー1位は東京大、2位は京都大、3位は大阪大。プロ野球選手の出身1位は明治大、2位は亜細亜大、3位は法政大 だった。
巻頭特集では「日本の大学 これまで、これから」をテーマに、東京工業大学益一哉学長、早稲田大学田中愛治総長、昭和女子大学坂東眞理子総長、芝浦工業大学柏中学高等学校校中根正義校長、リディラバ代表安部敏樹さん、バイオリニスト廣津留すみれさんのインタビューを掲載している。
そのほか、同誌独自の学長アンケート「大学はどんな教育政策を打ち出したらいいのか」の結果も掲載。日本の大学796校の学部・学科データも収録した。