リンクトイン・ジャパンは4月19日、2023年版「今、働きたい会社ランキング」トップ25社を発表した。対象企業は、日本を含む世界20カ国・地域の社員数500人以上の企業。調査期間は2022年1月1日~12月31日。
「今、働きたい会社ランキング」では、「アマゾン・ドット・コム」が1位に輝いた。
続く2位は「アルファベット」、3位には日本企業から「武田薬品工業」がランクイン。また、9位に「ジョンソン・エンド・ジョンソン」、17位に「ノバルティス」と、新型コロナ禍を経て、製薬やヘルスケア企業のランク入りが目立つ結果に。
日本企業は、「武田薬品工業」のほか、7位「富士通」、10位「日立製作所」、16位「ソニーグループ」など、事業領域に関わらず世界を舞台に事業を展開するグローバル企業の定着がうかがえた。
海外のグローバル企業に注目すると、業種が多様化している。トップの「アマゾン・ドット・コム」、2位の「アルファベット」、4位の「アクセンチュア」など、以前からランキング上位に名を連ねるネット関連以外にも、5位「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」や11位「コンチネンタル」、12位「マッキンゼー・アンド・カンパニー」など、消費財や製造業、サービス業など幅広い業種の企業がランクインした。
なお、同調査は、リンクトインでユーザーが入力したプロフィールのデータを「昇進の可能性」「スキルの獲得」「仕事の安定度」「社外からの魅力」「社内のつながり」「社員の多様性」の6つの軸に基づいて分析している。