NEXERが運営する日本トレンドリサーチは4月18日、「タクシエ(TAQSIE)」を運営する三菱地所リアルエステートサービスと共同で実施した「家の査定」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は4月4日〜6日、全国の男女1,353人を対象に行われたもの。
まず、「家の査定」を依頼した経験について聞いたところ、「ある」と回答したのは17.7%であった。家の査定をしようと思った理由については「家の売却を考えているから」という人が多い一方で、財産として相続するために状況を把握したかったという声もあった。
どのような方法で「家の査定」をしたことがあるか尋ねてみると、「不動産会社査定」が65.3%で最多となった。「不動産会社査定」を選んだ理由としては、様々な業者を比較検討できる点に魅力を感じた人が目立った。
次いで多かった「一括査定」(33.5%)に関しては、査定のハードルが低く気軽に行えるのがメリットとのこと。
その時の査定価格に満足できたか尋ねたところ、13.0%が「とても満足」、49.4%が「やや満足」と回答。合わせて62.4%が満足している事が分かった。
実際に売却した人は、41.4%。「査定価格に満足したから」や「仲介業者の印象がよかった」といった理由が多く見られている。
一方で、実際に売却しなかった人にも理由を尋ねたところ、「査定金額に納得できなかった」という回答も見られたが、「単純に家の価値を知りたかった」という声が多くあがった。