スタートアップ企業のバカンは、JR東海・JR西日本が東海道・山陽新幹線の車内に本格導入する「ビジネスブース」を即時予約できるサービス「VACAN Autokeep(バカン オートキープ)の提供を開始すると発表した。
東海道・山陽新幹線の「ビジネスブース」は、一時的な打ち合わせや電話、ウェブ会議などに利用できる個室型のブース。試験的にN700Sの7・8号車間デッキ部に導入され、7号車に乗車している人が利用できる。既存の編成へ設置を順次進めており、2024年度中には完了する見込みだという。
この「ビジネスブース」に、バカンが提供する座席の即時予約・管理サービス「オートキープ」が導入される。乗務員を介することなく「ビジネスブース」の空き状況をウェブ上から確認できるようになり、予約も簡単になる。
利用者はブースを利用したいタイミングで自身のスマートフォンから空席を検索し、席を短時間予約(一度の予約で最大60分)できる。利用時は専用ウェブページまたは席にある専用タブレットに表示されたQRコードを読み取るだけで良い。