女優の志田未来が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『勝利の法廷式』(毎週木曜23:59~)第2話がきょう20日に放送される。

  • 左から高橋優斗、風間俊介=読売テレビ提供

ドラマオリジナルの今作は、親友を冤罪で殺人犯にしてしまい法廷を去った女性弁護士・神楽蘭(志田未来)が、謎の脚本家・黒澤仁(風間俊介)の力を借りて現代社会の闇を暴く劇場型リーガルミステリー。

第2話「CASE2『正体』」では、蘭が黒澤の家で法律事務所を開業することに。流川蒼(高橋優斗)も父・大治郎(升毅)の事務所を辞めて加わる。そんな中、蘭に弁護を依頼したいという蒼の大学時代の同級生・速水政樹(泉澤祐希)が事務所を訪れる。フードデリバリーの配達員をしていた速水は、配達先の女性・結衣(生駒里奈)に訴えられたという。速水は結衣の家に商品を配達する際、自分の連絡先を書いたメモを添えたり、家の周辺をうろつく姿が目撃されていた。結衣の夫・大輔(白石隼也)が速水の不審な行動に気付き、弁護士を通じて速水に警告。しかし速水が結衣への付きまといを止めなかったため、ストーカー行為による慰謝料請求訴訟となった。

速水は蘭たちに、結衣と執拗にコンタクトを取ろうとしたのは彼女がDVを受けているからだと告白。速水は、最初に配達した時に結衣が大輔に暴力を振るわれる様子を見てなんとかしなければいけないと思い、ストーカーとみなされた行動は全て、彼女を助けたい一心でやったことだったと主張する。黒澤は速水がストーカー行為をごまかすためにDVをでっち上げているのではないかと疑うが、速水のことを真面目で優しい人間だと信じている蒼は黒澤に反発する。

蘭と蒼が聞き込みを進めるものの、速水に有利な証拠は得られない。2人は結衣の元同僚・綾(小島梨里杏)を探し出し、結衣がDVを受けていた可能性を法廷で証言してもらう約束を取り付ける。第一回口頭弁論の日、蘭は黒澤から渡された脚本の内容を頭に叩き込んで法廷に臨む。原告代理人は、大治郎と彼の部下・藤堂(遊井亮子)。蘭は脚本に従って速水が無実だという証拠を提示し、黒澤の筋書き通りに裁判が進んでいく。しかし、藤堂によって速水の知られざる一面が暴露されてしまう。黒澤の脚本にはなかった展開で、蘭は圧倒的に不利な状況に立たされ……?