4人組バンド・あたらよが、このたびオープニングテーマ曲を担当しているテレビ朝日系ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(毎週木曜21:00~)の撮影現場を訪問した。きょう20日には第2話が放送される。
脚本家・福田靖氏のオリジナル脚本ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(20年1月期放送)で、桐谷健太が演じた元体育教師の異色刑事・仲井戸豪太がさらにパワーアップし、3年ぶりに港町・ヨコハマを舞台に疾走。今作では刑事と検事、そして判事(裁判官)も新たに参戦し、大人のビターな群像劇を描く。
あたらよのひとみ(Vo.&Gt.)は先日放送された第1話で流れたオープニングテーマ曲「届く、未来へ」について「メンバーみんなでたけお(Ba.)の家に集まって見ていたのですが、オープニングが流れた瞬間あまりのうれしさにみんなで叫んでしまいました」と歓喜。そんなひとみ、まーしー(Gt.)、たけおが、桐谷をはじめ、磯村勇斗、岡崎紗絵、長井短、古田新太、伊藤淳史、吉瀬美智子、北村有起哉というキャスト陣が集まる「横浜みなとみらい署」のセットを訪問することに。温かく迎え入れられたメンバーは、緊張した面持ちを浮かべながらも興味津々な様子でリハーサルを見学した。
キャスト陣と記念撮影をし、桐谷から「素晴らしい楽曲を本当にありがとうございます」とお礼を述べられたあたらよは興奮冷めやらぬ様子。映画『BECK』(10年)を見て以来、桐谷の大ファンだというまーしーが「マジで大好きで! 本当に緊張しちゃって、すみません」と告白すると、桐谷は茶目っ気たっぷりに「え~っ!? どういうところが好きか聞いてもいいですか?(笑)」と尋ねる。「『こういう男になりたい!』って思ってます」と本気の愛が伝わるコメントに、桐谷は「なんか照れるね」とはにかみながらもうれしそうな笑顔を浮かべた。そして「楽曲とドラマで相乗効果が生まれればいいよね。またいつでも来てください!」と、ハートフルな言葉を投げかけ、メンバーと固い握手を交わした。現場訪問後、ひとみは「『感無量』という言葉はこのような時に使う言葉なのだなと思いました。この日の経験はメンバーにとって、一生忘れられない大切な思い出になりました」と感激していた。
今夜放送の第2話では、人気俳優・葛城悠真(山下航平)が何者かに襲撃される事件が発生。豪太ら横浜みなとみらい署強行犯係の刑事たちが捜査を始めると、被疑者として浮上した落ち目の俳優・田中克也(橋本淳)はあっさり自白する。しかも功名心から担当検事に名乗り出た矢部律子(中村アン)が取り調べると、トントン拍子で供述と証拠が一致。そろいすぎている証拠、そして田中のどうにも不可解な自白の流れに、違和感を覚える強行犯係の係長・江戸一(古田新太)。このベテラン刑事の勘を糸口に、あろうことか事件の捜査は振り出しに戻ってしまう。