シャープはサンエスと協業し、サンエスの電動ファン付きウェア「空調風神服」に、業界初となるプラズマクラスターデバイスを搭載した。サンエスが5月から販売を開始する。価格はオープン、市場想定価格は30,000円前後。
なお、プラズマクラスター技術搭載ファンは個別の販売にも対応しており、手持ちの空調風神服に後付け可能だ。プラズマクラスター技術搭載ファンの市場想定価格は10,800円前後。
電動ファン付きウェアは、ファンで服の内側に外気を取り込み、汗の気化熱により体感を涼しく保つウェア。屋内外での作業着としての用途のほか、ゴルフ、登山といったアウトドアなど夏場の暑さ対策グッズとして役立つ。
今回、電動ファン付きウェアの悩みのひとつであるという「汗のにおい」対策のため、空調風神服にプラズマクラスターデバイスを装備した(2基のファンのうち片方のみ)。ファンの風に乗せて高濃度イオンを服の内側へ放出することで、付着した汗のにおいを消臭する(シャープ調べ)。
連続運転時間(サンエスの24Vバッテリー「 RD9390PJ」使用時)は、中が約6.5時間、弱が約12時間。なお、「ブースト(強)」モードも備え、ブーストモードで30分連続稼働すると、自動で「中」運転に移行する仕様だ。使用可能バッテリーはサンエスの「RD9390PJ」(24V仕様)。