バウムクーヘン博覧会実行委員会は4月17日、全国ご当地バウムクーヘンのNo.1を選ぶ「ファイナルクーヘン総選挙2023春」の結果を発表した。
「ファイナルクーヘン総選挙」は、エントリーされた全国35種類のご当地バウムクーヘンの中から、全国のバウムクーヘンファンがお気に入りを投票し、ご当地バウムクーヘンの頂点を決定するというもの。
今回は、会場(3月1日~6日/神戸阪急、3月16日~23日/そごう広島店、3月29日~4月3日/大丸札幌店)での投票のほか、Webサイト、Instagramといったオンライン投票も同時開催し、15,500票が集まった。
1位に輝いたのは、「ブリュレカスタードインバウム」(小樽石蔵バウム/北海道)。やわらかいバウムクーヘンに口当たりの良いカスタードホイップクリームを詰め込み、キャラメリゼしている。「カラメルの香ばしさにこころ惹かれます。カリカリ食感としっとりした生地の食感がたまりません」「キャラメリゼが最高!自分へのご褒美スイーツにぴったり」などのコメントが寄せられた。
2位は「クリスピーバウムクーヘン」(Haus Von Frau Kurosawa/北海道)だった。北海道ふらの牛乳、よつ葉バターなど、国産素材を使用した新食感の手作りバウムクーヘンで、「外側のクリスピーと内側の食感のバランスと味がよい」「カリカリ、ハードがだいすき」など、外はカリカリ、内側はしっとりという食感を評価する声が多かった。
3位は「まるっと幸せ桃ばうむ」(創作桃菓 桃花亭/愛知)だった。桃そっくりな桃の形のバームクーヘンで、桃のフルーティさを表現するために、新鮮な完熟白桃のピューレを生かした「桃のフルーツ羊羹」が流し込まれている。「丸ごと桃が入っているアイデアに他にはない春らしさを感じました」といった声が寄せられた。
4位には、「バウムッシュ」(西洋菓子倶楽部/福井)がランクインした。古くからヨーロッパに伝わる「バターチャーン」という道具で作られる香り高い醗酵バターの中で、貴重な「北海道産醗酵バター」を贅沢に使用している。
5位は「三方六」(柳月/北海道)となった。地元の十勝で50年以上にわたって愛されている銘菓で、2種のチョコレートで施されたコーティングは、白樺模様を表現している。
6位は、ドイツ製菓マイスターの井谷グランシェフが一層一層丁寧に焼き上げたバウムクーヘン「ツヴァイベルゲ」(BAUMu.BAUM(バウムウントバウム)/兵庫)だった。
7位には、メープル風味のバームクーヘンとプリンが一度に味わえる「ぷりんバーム」(お菓子の菊家/大分)がランクインした。
8位は、卵と生クリームたっぷりの濃厚バウムクーヘンにキャラメルチョコレートをかけて仕上げた「こんぴらプリンバウムクーヘン」(フランス菓子工房ラ・ファミーユ/香川)だった。
9位は、バウムクーヘン博覧会限定商品で、国産発酵バターを使用し、外はカリカリ、中はもっちりした食感の「至福のキャラメルガトー・ピレネー」(ベルグの4月/神奈川)がランクインした。
10位は、瀬戸内産のレモンと千葉県産の卵を練りこんだ生地が特長の「檸檬のバームクーヘン」(パティスリー メヌエット/千葉)だった。