インタースペースは4月17日、「ブラック校則」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は4月、小学生・中学生・高校生の子どもを持つ全国の母親1,074名を対象に、同社運営ディア「ママスタセレクト」にて行われた。

  • 見直す必要があるのでは? と思う校則は?

    見直す必要があるのでは? と思う校則は?

「この校則、見直す必要があるのでは? と思う校則はありますか?」と尋ねたところ、38.4%が「ある」と回答。また、42.3%が「わが子ではなく、ママが学生の頃にそう思う校則があった」と回答しており、「ない」は8.6%だった。

見直しが必要だと感じる校則は、「ツーブロック禁止」や「髪の毛が肩につく子は、切るか結ぶか」といった頭髪に関するものが最も多く、次いで、小学生の「体操服の下に下着を着てはならない」という校則。

一方、母親が苦しめられた謎のブラック校則としては、やはり「癖っ毛の生徒は天然パーマの届けを提出する」「女子の髪は肩についてはいけない」など、頭髪に関する校則が多いよう。

さらに、「下着の色は白と決まっていた。胸が大きめだったので大人用のブラジャーを使っていたけれど、真っ白がなくて、白地に薄い色の刺繍のあるものを選んでいた。修学旅行前の荷物チェックで『真っ白に買い替えろ』と言われて、父子家庭だったので父に伝えられず、泣きながら下着売り場に行った思い出がある」と、思春期にツラい経験をした人も見受けられた。