NTTドコモは4月18日より、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS sense7 SH-53C」のカメラ機能の品質を改善するソフトウェアアップデートの配信を開始した。
「AQUOS sense7」は9月26日に発表されたミドルレンジスマートフォン。1/1.55インチの大型イメージセンサーの採用、「AQUOS R7」の技術を応用した新画質エンジン「ProPix4」の搭載、像面位相差AFにより従来機の約2倍に向上した合焦速度などのカメラ性能向上が図られている。
同機に対しては、1月にもカメラ機能の品質を改善するアップデートが行われており、今回はそれに追加しての機能改善となる。
カメラ機能の改善以外のアップデート内容は次の2点。
- 画面が勝手にタッチされる場合がある事象の改善
- セキュリティの改善。Androidセキュリティパッチを適用し、セキュリティパッチレベルが2023年3月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidのセキュリティに関する公開情報 - 2023年3月」を参照のこと。このほか、製品をより快適に利用できるようにするための改善が含まれる。
更新時間は約41分。アップデート後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は、「02.00.05」となる。
アップデートに伴う画質の改善内容は以下のようなもの。
HDR撮影の画質改善
標準カメラでのHDR撮影において、主に撮影画像の陰になっている部分の明るさが改善される。
夜間撮影の画質改善
標準カメラ/広角カメラでの夜景撮影において、まれにしみやゴーストが画像の一部に生じる事象を軽減し、画質を改善した。
ビデオ画質の改善
標準カメラでのビデオ撮影時の解像感を上げ、画質を改善した。