俳優の宮沢氷魚が、福山雅治主演のTBS系日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(4月23日スタート、毎週日曜21:00~)の第1話にゲスト出演することが18日、発表された。

  • 渋谷英輔役の宮沢氷魚

本作は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日した全盲のFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見(福山雅治)と、皆実のアテンドを命じられた警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗役(大泉洋)が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいくバディドラマ。黒岩勉氏が脚本を手掛ける。

また、無敵のバディを支える最強チームメイトらが続々と発表されており、捜査一課の刑事で心太朗の甥・護道泉役に永瀬廉(King & Prince)、捜査分析センターの分析官・吾妻ゆうき役に今田美桜、捜査一課のメンバーに松尾諭、今井朋彦、奥智哉、彼らを束ねる女性警部補・佐久良円花役に吉田羊、心太朗の父・護道清二役に寺尾聰、心太朗の兄・護道京吾役に上川隆也、皆実の日本での滞在先であるホテルのバトラー・難波望海役に王林が決定。第1話のゲストとして筒井真理子、草川拓弥(超特急)、関町知弘(ライス)が出演する。

このたび第1話のさらなるゲストとして宮沢氷魚の出演が決定した。第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞や第16回アジア・フィルム・アワードの最優秀助演男優賞など数々の賞を受賞している宮沢だが、俳優デビューは2017年10月期に放送した金曜ドラマ『コウノドリ』。TBSドラマへの出演も、『コウノドリ』と『ラストマン-全盲の捜査官-』の両作で演出を務める土井裕泰氏ともおよそ6年ぶりであり、初の日曜劇場への出演という形でTBSドラマに帰還する。

宮沢が本作で演じるのは、筒井真理子演じる渋谷直子の息子・渋谷英輔(しぶや・えいすけ)。病気で働けなくなった母・直子と暮らしている英輔は、過去のある出来事をきっかけに鬱屈とした日々を送っている。マイノリティ(社会的少数者)である英輔はそのことにフラストレーションを抱えていた。そんな中、英輔は皆実と出会う。

それぞれの置かれた立場や状況は違えどマイノリティ同士である皆実と英輔。2人はどのように関わっていくのか? 第1話のキーパーソンとなる英輔を演じる宮沢にも注目だ。

宮沢は、福山と大泉との共演について「大泉さんは以前映画で共演したことがあり、NHKでも大河ドラマと朝ドラで同じ時期に撮影していたので、よく廊下でお会いしていました。前に共演させていただいたときからずっと変わらず面白くて、今回もゲストの僕に居心地の良さをくださいました。福山さんは初共演だったんですが、圧倒的なオーラと貫禄がありました。初日は少し緊張していたのですが、福山さんから話しかけてくださり、色々とお話しさせていただきました。常に気にかけてくださり、楽しく現場に居られました」とコメント。

そして、「6年ぶりのTBSドラマの出演になりました。僕にとっては特別な場所で、何よりドラマデビュー作を監督した土井さんにまた声をかけていただけたことがとてもうれしいです。『ラストマン』初回ゲストに呼んでいただけたことが光栄です。たくさんの人に感動を与えられる作品になっています。楽しみにしていただけるとうれしいです」と視聴者にメッセージを送っている。

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