ヤマハは4月14日、超低遅延の楽器演奏用ワイヤレスヘッドホン「YH-WL500」を発表した。ワイヤレス接続ながら、再生遅延をわずか0.004秒以下に抑えたのが特徴。価格は49,500円で、5月から発売する。
YH-WL500は、ミュージシャンのために特別設計された楽器演奏用ワイヤレスステレオヘッドホン。子会社のYamaha Guitar Groupのブランド「Line 6」が培ってきたワイヤレス技術と、ヤマハのオーディオ技術を結集し、独自の高速ステレオワイヤレス通信技術を開発。再生遅延をわずか0.004秒以下に抑えている。
ギターアンプやマルチエフェクター、電子楽器などとの接続する場合は、ヘッドホン端子に台座部(トランスミッター)を有線で接続するだけ。あとは最適な無線チャンネルを自動で設定してくれる。
スマートデバイスとはBluetooth 4.2で接続可能。コーデックはSBC、プロファイルはAVRCP、A2DPに対応する。音楽を再生しながら自分の演奏をヘッドホンで同時に聴けるので、伴奏に合わせて練習するのにも使える。
40mmのダイナミックドライバーを内蔵し、オーバーイヤーのセミオープンバック型のため、長時間装着しても疲れにくい。バッテリーによる連続再生時間は約9時間。周波数特性は20Hz~20kHz。ヘッドホンの重さは315g、トランスミッターの重さは400g。