大阪府の町工場・大阪染織機械の公式Twitterが投稿した「町工場の暇つぶし」動画に、ネットで「すげぇ!」「えっこれどうなってるの?」などと注目を集めている。ドライバーが……浮いてやがる!?

大阪染織機械は、大阪府に拠点を置く町工場。フィルムや紙、不織布、金属箔などの製造工程で発生するシワや縮みの除去に使用するエキスパンダーロールや、「OSエキスパンダーロール」という独自製品の製造・販売などをおこなっている。同社は先日、「1000℃の鉄球入れてみた」シリーズで注目を集めていた

話題となっているのは、4月11日に投稿された大阪染織機械の公式Twitterのツイート。「町工場の暇つぶしを再現いたしました!」というコメントとともに動画を公開した。動画では、ドライバーが空中に浮いているのが確認できる。まるで魔法のようだ。

実はこれ、エアブローによって物体には、気流に対して直角方向に揚力と、気流と同じ方向に抵抗力が発生。2つの合成力と、物体にかかっている重力が釣り合うことで、ドライバーは空中に静止しているのだとか。

ちなみに同社によると「安定するまで難しかったです」とのこと。当該ツイートは話題を呼び、記事掲載時点でいいね数1.7万件、リツイート数3,900件、動画再生回数は101万回を超えている。

ネット上では「えっこれどうなってるの?」「魔法ですね、わかります!!」「すげぇ!!」「トリックかと思ったらサイエンスだった!」など、多くの驚きの声が寄せられた。