きょう15日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)では、実業家から出家した小野龍光さんと中継をつなぐ。
「17LIVE」などのCEOを務め、年商100億円を超える実業家として活躍していた小野さんは東京大学を卒業後、IT業界に飛び込んだ。理系だったことから、「自分の好きな数字で、すぐ結果が分かって、なんて分かりやすいんだ」と、当時考えていたという。
33歳でIT系のベンチャー企業に投資する会社を起業し、クーポンサイトや地域の情報サイトの立ち上げに携わり大成功。とにかく目標を決め、それを戦略的に達成し続けていたが、昨年インド旅行中に出家することを決意。出家のきっかけになったのは、インド仏教最高指導者の佐々井秀嶺さんとの出会いで、小野さんは「人のために役に立ちたいと、頑張ってきた自分が、いつの間にか周りの人たちに不幸なこと、心にもないことを言ってしまう自分が生まれて、数字を上げるためということを言い訳にして誤魔化してきた。そんな自分にモヤモヤしていた」と語る。
佐々井さんが、トイレやお風呂もないような場所に住んでいながらも、インド仏教徒のトップに立ち、多くの人の生活に影響を与えていることに衝撃を受けたという小野さん。マツコ・デラックスは「頭のいい人というのはギリギリで生きているね。数字の世界で魂を売り続けて、痛くない人もいるけど、痛くなっちゃう人は無理だよね」と語る。
また、全ての財産を妻に渡して出家の道を選んだ小野さんの生き方を、マツコが深掘りする。