日本文芸社は4月13日、書籍『東大卒キックコーチが教える 本当に正しいキックの蹴り方』(1,870円)を発売した。著者は東京大学サッカー部キック専門コーチの田所剛之氏。
本書は、著者が東京大学で研究し続けている物理学のメソッドを背景としたサッカーのキックに特化した実用書。感覚的なことは一切排除し、物理学的に正しいとされるキックの理論を掲載。これまで慣習的に正しいとされていたが、物理学的には間違っていたキックの常識にメスを入れる。
「足とボールが接触する瞬間」がキックの全てを決めるという最先端の理論を伝授。本当に強いシュートの蹴り方、本当にゴールに繋がるフリーキックの蹴り方、本当に味方が求めるパスの蹴り方を身に付けることができるという。
オールカラーでイラストと写真を多数使用し、サッカープレイヤーやサッカー指導者だけでなく、サッカー少年・少女の保護者などにも理解しやすい内容に仕上げている。
著者の田所剛之氏は2019年、東京大学入学。スポーツバイオメカニクスを専攻する中、サッカーのキックに関する専門的なスポーツ力学を研究している。東京大学サッカー部のキック専門コーチも務めているほか、学外でもキック専門のパーソナルトレーナーとしても活動。指導する選手の中から、Jリーグに進むプロサッカー選手も輩出している。