インテージは4月13日、中国・台湾・韓国・タイの日本旅行意向者を対象とした訪日予定客調査の結果を発表した。調査期間は2022年12月23日~26日、調査対象は中国・台湾・韓国・タイに居住する20~49歳の個人、有効回答は各地域約350人。
買い物の予算を尋ねると、自分用の土産予算については、タイ・韓国・台湾では「3万円以上~10万円未満」(タイ29.3%、韓国39.2%、台湾40.2%)が最も多く、中国では「10万円以上」が計39.1%を占めた。
他人用のお土産については、タイ・韓国・台湾では「3万円未満」(タイ40.4%、韓国53.1%、台湾50.7%)がトップ。中国ではまだ決めていない人が最多となったが、決定者の中では「10~50万円未満」(26.6%)が一番多かった。
自分用の土産として日本で買いたい生活雑貨を聞くと、中国男性は「洗顔料」、タイ・韓国男性は「化粧品・乳液・美容液」、台湾男性は「サプリ・健康食品」が1位。また中国・タイ・台湾女性は「化粧品・乳液・美容液」、韓国女性は「メイク落とし」が1位と、スキンケアの人気が高いことがわかった。
購入銘柄を決めるタイミングについては、「生活雑貨」については、大多数が訪日前に下調べをして決める傾向があることが判明。他方、「食品・嗜好品」「耐久財」については、過半数以上が訪日前に下調べをして決める傾向があるものの、訪日中に調べながら決める人も約2~3割いることがわかった。