暖房機器や空調機器などの製造を手がけるコロナは、2021年秋に定期運行を終了した上越新幹線E4系「Maxとき」をモデルにした衣類乾燥除湿機を5月22日から販売開始すると発表した。

  • 衣類乾燥除湿機「Maxとき」モデル本体と外箱

コロナは昨年、鉄道好きの社員による発案で、「SLばんえつ物語」モデルの対流形ポータブル石油ストーブを発売。これに続く製品第2弾として、上越新幹線E4系「Maxとき」モデルの衣類乾燥除湿機が登場した。上越新幹線開業40周年を記念し、コロナ本社のある新潟県の燕三条駅と新潟駅に試作品を展示したところ、販売を熱望する声が多数寄せられたことから、台数限定で商品化が決まったという。

型番はE4系「Max」の車両名称と同じ「E453-112」。E4系とイメージが重なる白くすらりとしたボディに、トキ色と青色の帯を描いた。トキの姿は特殊なシールを手作業で貼り付け、「Maxとき」の色味を再現している。タッチパネルのライトは車両のカラーリングに合わせ、ほんのりとトキ色に。シリアルナンバー入りの外装箱が付く。

  • トキが舞う姿を特殊なシールで再現

  • 座席番号をモチーフにしたシリアルナンバー入り

価格は6万6,000円。4月28日16時まで、8両編成の座席数にあたる817台の先行予約を行い、購入者には特典として、「Maxとき」で実際に使われた座席シート生地を再利用したクッションをプレゼントする。5月22日からの一般販売でも、同じ生地を使ったクッション、小銭入れ、ペンケースのいずれかひとつをプレゼントする。