ライカカメラジャパンは4月14日、モノクローム撮影専用デジタルカメラ「ライカM11モノクローム」を発表した。価格は1,386,000円。4月22日より発売する。
トリプルレゾリューション技術を取り入れた35mmフルサイズBSI CMOSイメージセンサー搭載のデジタルカメラ。モノクローム撮影専用のM型デジタルカメラとして4機種目となるモデルだ。総画素数は6,030万画素で、記録画素数を60M、36M、18Mから選択できる。記録形式はDNG(RAW)とJPEG。
ISO 125~200,000という広い感度域に対応し、高感度で撮影してもノイズを抑え、撮影が難しい光の状況下でもディテールをしっかりと描写する。内蔵メモリーは256GBの大容量。SDXCメモリーカードも使用できる。バッテリーは1,800mAhの「BP-SCL7」を使用し、撮影可能枚数は約700枚(ファインダー使用時、CIPA規格による)。
アプリ「Leica FOTOS」と連携することで、撮影した画像をスマートフォンなどに素早く転送できる。また、画像の加工、カメラのリモート操作、撮影画像の確認などの機能をサポートする。ライカM11モノクロームは「Made for iPhone」「Made for iPad」の認定を受けているので、iPhoneやiPadとの連携もスムーズだ。
本体カラーはブラックでまとめており、表面を耐傷性に優れた塗装で仕上げている。本体トッププレートはアルミニウムを使用し、外装にはレザー、液晶ディスプレイにはサファイアガラスを使用するなど質感も高い。「Leica」の赤いロゴは省略されている。本体サイズはW147.2×D38.45×H80.3mm、重さは約542g(バッテリー含む)。