テレビ朝日系ドラマ『unknown(アンノウン)』(4月18日スタート、毎週火曜21:00~)の制作発表会見が14日、都内にて行われ、高畑充希、田中圭、町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎が登壇した。

  • 左から麻生久美子、町田啓太、高畑充希、田中圭、吉田鋼太郎

ドラマオリジナルの同作は、ドラマ『おっさんずラブ』チームの制作陣が集結して新境地に挑むラブサスペンス。

誰にも言えない秘密を抱えて生きる週刊誌のエース記者で、その正体は吸血鬼という闇原こころ(高畑)と、交番勤務の熱き警察官ながら想像を絶する秘密を抱える朝田虎松(田中)という、秘密を打ち明ける勇気が出ず結婚に踏み切ることができずにいた2人が、“遺体から血を抜く”という猟奇的な連続殺人事件に巻き込まれていく。

会見冒頭、高畑は「現場で色々と試行錯誤しながら作っているドラマが皆さんのもとへ届くんだと思って、ワクワクしています」と挨拶。田中も「ファンタジー、ラブ、サスペンス、コメディという情報過多な作品になっております。現場もすごく楽しくて、みんなで一つひとつセッションを重ねながら、ワンシーンワンシーンを作っていったものがあと1週間も経たないうちに皆さんに観ていただけるんだと思うと、すごく楽しみです」と目を輝かせた。

放送前から注目を集める同作。予告映像が公式SNSに投稿されると、公開6日間で総再生回数100万回を突破した。この映像について、高畑は「再生回数の10万回くらいは私なんじゃないかと思うくらい、いっぱい観ちゃいました(笑)」とにっこり。

続けて「ジャンル分けも難しい作品なので、どういう感じになるのか全く分からないまま、手探りで撮影していて。現場ではふざけている時間が長すぎて、コメディを撮っている感覚なんですけど、予告を観たら、ラブサスペンスになっていたから、『違う作品を撮ってたのかな!?』と自分の気持ちが迷子になりそうだったんですけど(笑)、すごく素敵に編集していただいて、『面白い作品になりそうだな』とワクワクしました」と確かな手ごたえを感じたようだ。

会見の最後には、高畑は改めて「観たことのないドラマを作りたいと何年も前から一つひとつ作り上げてきたドラマなので、やっと世に出ていくんだという感慨深い思いがありますし、視聴者の皆さんを巻き込みながら、どんどん豊かなドラマになっていけばいいなとワクワクしています」とアピール。

田中も「『この1話、100回観られる』と思うくらい、すごい1話が完成しました。ただ正直なことを言うと、すごすぎて、僕は初見ではそのすごさをあまりキャッチできなかったという……」と悔しそうにしながらも、「『この作品どうなるんだろう?』という期待値を感じてもらえる1話になっているので、ぜひ皆さん、何度も噛みしめて観ていただけると嬉しいです。これから回を重ねるごとにいろんなことが起こって、どのキャラクターも躍動していきますが、とりあえず1話を思い切り楽しんでください!」と視聴者へメッセージを送った。