oricon MEは、オリコン顧客満足度が実施した「中古車販売店」の満足度調査の結果を4月3日に発表した。調査は2022年10月27日~11月11日の期間、中古車販売店の店舗で中古車を購入した2,280人とメーカー系中古車販売店の店舗で中古車を購入した4,140人を対象にそれぞれ調査が実施された。なお、対象者はいずれも全国の18~75歳で、中古車購入時の価格を把握している人となっている。

  • 購入した中古車の価格

「過去3年以内に購入した『中古車専門販売店』と『メーカー系中古車販売店』の中古車の価格」を尋ねると、いずれもトップは「100~199万円」(専門店:46%、メーカー系:50%)。次いで、「50~99万円」「200~299万円」と続いた。

  • 中古車を購入した理由

「新車ではなく中古車を購入した理由」について、最も多かったのは「費用が抑えられるから」だった。一方で「車種の選択肢が豊富だから」(専門店:27.7%、メーカー系:11.7%)、「状態のいい中古車があったから」(専門店:37.2%、メーカー系:52.9%)と、差がある項目も見られた。

  • 購入した中古車のボディタイプ

購入した中古車のボディタイプ別では、トップが「軽自動車」で4割弱、次いで「コンパクト/ハッチバック」(17.7~21%)、「ミニバン」(11.8~12.5%)と続いた。

  • 検討したサービス

中古車を購入する際、「カーシェア」、「サブスク」、「カーシェアリング」といったサービスを検討したかを尋ねると、7割を超える人が「検討していない」という結果に。

  • カーリース、サブスク、カーシェアリングを選択しない理由

上記サービスを選ばなかった理由を尋ねたところ、「予想よりも料金が高い」「自分の車を保有したい」という回答が30%を超えることが判明。他にも「金利がかかる」「仕組みが複雑」「走行距離に制限がある」という意見もあがった。