アクアは4月13日、新フラッグシップシリーズとなる5ドア冷凍冷蔵庫「TX」シリーズを発表した。発売日は4月19日。価格はすべてオープンプライス。
ラインナップと推定市場価格は、冷蔵室に大型パネル照明を埋め込んだ最上位機「AQR-TXA50N」(定格内容積 501L)が370,000円前後、スタンダードモデルの「AQR-TX51N」(定格内容積 507L)が330,000円前後。カラーは、AQR-TXA50Nがマットクリアブラックとマットクリアホワイト、AQR-TX51Nがクリアシルバーとクリアホワイト。
TXシリーズでは、食材保存における重要な要素の「低温」「高湿」「恒温」(温度を一定に保つ)に重きを置き、チルドルーム、野菜室、冷凍室それぞれに鮮度保持機能を搭載。チルドルームの「W間接冷却チルド」、野菜室の「うるおいエリア」、冷凍室の「おいシールド冷凍」を組み合わせて「ALL FRESH」として訴求する。
チルドルームのW間接冷却チルドは、専用の送風口からチルドルーム上下に配置したアルミパネルに冷風を当てて上下から冷やし、その輻射冷却を利用してチルドルームを恒温化。温度変化をおさえることで菌の繁殖を抑え、食材に直接冷風を当てないことで乾燥を防いで食材の鮮度を長く保つ仕組みだ。
うるおいエリアは、野菜室上段のバスケットと下段手前の仕切りによる半密閉構造と、送風口からアルミプレートに冷気を当てることで発生する輻射冷却により、低温・高湿環境を実現したスペース。野菜の乾燥や栄養の減少を防いでおいしさを長く保つという。
既存モデルにも備わっている「おいシールド冷凍」は、冷凍室内の温度変化を抑えて食材の霜つきや乾燥を防ぎ(ドリップ抑制機能)、食材のうまみ、食感を損なわずに鮮度を保つ仕組み。
冷蔵室は、背面と天面に敷き詰められたLED照明パネル「ツインパネル照明」が、奥・上側から庫内を照らして食材の見落としを防ぐ仕様(AQR-TX51Nは天面にだけ搭載)。冷蔵室扉の下部には、「LEDステータスバー」を備え、人感センサーが周囲の動きを感知すると、運転状況を7色の光で知らせる。
AQR-TXA50Nの主な仕様は次の通り。本体サイズはW700×D667×H1,850mm、重さは139kg。各室の容積は、冷蔵室が259L、野菜室が102L、冷凍室上段が52L、冷凍室下段が88L。食品収納スペースの目安は、冷蔵室が195L(うち、チルドルームが17L)、野菜室が55L、冷凍室上段が27L、冷凍室下段が49L。年間消費電力量は276kWh/年。
AQR-TX51Nの主な仕様は次の通り。本体サイズはW700×D667×H1,850mm、重さは138kg。各室の容積は、冷蔵室が265L、野菜室が102L、冷凍室上段が52L、冷凍室下段が88L。食品収納スペースの目安は、冷蔵室が203L(うち、チルドルームが17L)、野菜室が55L、冷凍室上段が27L、冷凍室下段が49L。年間消費電力量は267kWh/年。