お笑いコンビの千鳥がこのほど、フジテレビ系バラエティ番組『千鳥のクセスゴ!』(23日スタート、毎週日曜19:00~ ※初回3時間スペシャル)の取材に応じ、収録の手応えを語った。
これまで木曜21時に放送していた『千鳥のクセがスゴいネタGP』が装いも新たに再スタートを切る同番組。初回収録を終え、ノブは「パワーアップした今までの形だったのでいいなと思いました。今までのベスト盤みたいな感じで、見応えあるんじゃないかなと思います。『リニューアルしておもんなくなった』と言われるのが一番ダメですから。今までのクセスゴファミリーで前の時間帯に置いてきたのは、エハラ(マサヒロ)だけ。後は全員、さらに変なネタになってたんで、今までのファンも絶対『おもんない』とは言わないと思います」と自信をのぞかせる。
大悟も「ちょっと時間も早くなったし、スペシャルで初回だし、もっと分かりやすい感じのネタなのかなと思ったんですけど、見てみたら全然前より変なネタが多くて、大丈夫なんかなって心配になるぐらい面白いネタでした」と同調し、「今まで見てた人が、これはこのまま見続けたいなというネタはパワーアップしてそのまんまクセ強めでやってますし、もうこれはいらんのやけどなっていうネタは、ちょうどこのきっかけでネルソンズもゾンビ(ネタ)やめれたし、いい機会になってる。こっから違うネルソンズのネタも見れるし」と、演者・視聴者双方にとっていいタイミングになったようだ。
若手のみならず、ベテランの立川志らくまでもクセスゴなネタを披露しているが、ノブは「名人と言われるような方が若手に混じってネタをしていただけるのは本当に光栄ですし、すごいチャレンジングだと思うんですけど、今回はちょっと心配です。『M-1(グランプリ)』の審査員来なくなるかもしれないです」と懸念してしまうほど。
一方の大悟は「昔、(ビート)たけしさんが『偉い人になったほうがアホな格好したときに面白くなる』って言ってたのを、(志らくの)ネタを見ながら思い出したんですけど、それも違うな(笑)。もしそれを目指しているなら、『ちょっと違いますよ』って伝えようかなと思います」と冷静に見つめた。
今後新たにネタを披露してほしい人を聞くと、大悟は「若手でもないですけど、TKOさんとか、アンジャッシュさんとか、もう1回ネタをここでやるというのもありかなと思います。普通にやったらおもろいやろうし」と述べ、スキャンダルのあった芸人たちの“再生工場”としての役割にも期待を示した。