社会人になると仕事中心の生活になり、新しい人と出会う機会が少なくなります。そのため「社会人になってから友達ができない」と感じている人も多いでしょう。
そこで、この記事では社会人でもできる、友達の作り方とコツを紹介します。
友達の作り方【インターネット・SNSで作る方法】
インターネットを使うと、遠くに住んでいる人ともコミュニケーションが取れます。さらにマッチングアプリやSNSを利用すれば、気の合いそうな人を見つけられますよ。
新しい友達が欲しいという人は、積極的に使ってみましょう。
①アプリで気の合う人を探す
マッチングアプリには、異性だけでなく同性の友達を探せるものがあります。検索機能を使って、趣味や価値観の合いそうな人を探せます。趣味の友達、飲み友達、ランチ友達など目的に合わせて友達を作ることができるでしょう。
同性を検索できるアプリには、Tinder(ティンダー)やTantan(タンタン)があり、どちらも無料で使えます。スマートフォンから簡単に利用できるので、試してみてはどうでしょうか。
②SNSで趣味の合う人とつながる
Twitterは、利用者が多く拡散力の大きいSNSです。積極的に活用すれば、趣味の合いそうな人を見つけられます。気になる相手をフォローして「いいね」やリプライを送ってみることから始めましょう。
一方、Twitterは炎上しやすいことも特徴です。人に不快感を与える投稿は避けましょう。
Instagramは写真や動画中心のSNSなので、投稿内容から自分と合いそうか、直感的に判断できます。コメントやフォローをして、自分からも発信してみましょう。
SNSでは積極的に発信することで、自分と合う人に出会える可能性が高まります。
③オンラインゲームで仲間作りする
ゲームが好きなら、オンラインゲームを介して自宅にいながら友達を作れます。
チームプレイのゲームなら共通の目的に向かって一緒にプレイするため、仲間意識が芽生えやすいでしょう。 大人数で参加するゲームでは、一度に多くのプレイヤーと交流するため、仲良くなれるチャンスも多くあります。
また一緒にプレイする相手をSNSで募集することも可能です。近くに住む人だけでなく、日本中、世界中の人と仲良くなれる面白さがあります。
④地域アプリの掲示板を利用する
Webページの掲示板サイトでは、友達を手軽に探せます。地域密着型の掲示板サイト「ジモティー」では、飲み友達や、同じ趣味の人などを地域ごとに募集可能です。そのため、近くに住む人を検索できます。仲良くなったあとも会いやすいのが嬉しいポイントです。
また、すでに募集されている掲示板を検索して、自分に合いそうなところに応募することもできます。
このように地域密着型の掲示板サイトは、近くで会える友達が欲しい人におすすめです。一方、異性との出会いを求める人もいるため、慎重に行動しましょう。
⑤ブログを書いてみる
その日の出来事や、日々考えていることをブログに書いてみることもおすすめです。
匿名にしてプライバシーは守りつつ、自分の気持ちや考えを正直に書いてみましょう。精神的に深くつながれる友達と出会える可能性があります。
SNSに比べてブログは長文で説明できるため、深い内容を伝えられます。一方でSNSほどの拡散力はありません。読者を増やしたい場合は、ブログ記事をSNSでシェアすることをおすすめします。
インターネットで広く発信し、価値観や趣味の合う人を見つけましょう。
⑥オフ会に参加してみる
オフ会とはオフラインミーティングのことです。インターネット上に集まった人達が、オフラインで集まることです。 オンラインでコミュニケーションを取っていても、直接会ってみないと分からないことがあります。相手の表情やしぐさ、雰囲気から人柄や価値観が伝わり、より相手を理解できます。すでにインターネット上で仲良くなっているため、会話が弾みやすく、友達関係に発展しやすいでしょう。
オフ会には、ワークアウトやキャンプ、アイドルについて語り合う推し会など、さまざまな種類があります。
オフ会のマナーなどについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしましょう。
友達の作り方【日常生活で作る方法】
社会人が友達を作るためには「友達を見つける場」が必要です。
日常生活で友達を見つける方法を紹介します。日常生活を見直したり、新しいことにチャレンジしたり、積極的に行動してみましょう。
①職場の同僚や上司と友達になる
同じ職場の同僚や上司は、一緒に過ごす時間が長いため、仲良くなるチャンスが多くあります。職場で同じ苦労や達成感を共有していることも、仲良くなりやすい理由です。
仕事以外の話が仲良くなるきっかけになることもあります。チャンスを見つけて話しかけてみると、自分との共通点が見つかったり、相手の意外な一面を発見したりできます。日常業務中に話しにくいときは、懇親会や飲み会に参加するとよいでしょう。
②習い事で仲間を作る
習い事を始めることは、社会人が友達を作るための有効な方法です。自然と新しい相手と知り合えるからです。
習い事がグループレッスンであれば、同じ趣味や目的を持つ人と長時間一緒に過ごします。定期的に通うことで、少しずつ仲良くなっていけることがよいところです。
また、近いエリアに住んでいれば、習い事以外でも一緒に出かけやすく、気軽に誘い合える関係になりやすいでしょう。
③新しい趣味を作る
新しい趣味を作ると、新しい人達に出会えます。
アウトドア派なら山登りやジョギング、テニスやゴルフなどのスポーツを始めてみるのもおすすめです。インドア派ならボードゲームや楽器演奏、料理を始めることもよいでしょう。騒ぐのが大好きな人は、カラオケやダンスがおすすめです。
偶然始めてみたことに、思いがけずはまってしまうこともあります。興味を持ったことや前からやりたいと思っていたことに挑戦するのは、友達ができるだけでなく、自分の人生に彩りも与えてくれます。趣味に没頭していると、きっと知らないうちに仲間ができますよ。
④興味があるイベントに参加する
山歩き好きが集まるイベントや、おいしいものを一緒に食べるグルメイベントなど、仲間作りを目的とした、さまざまなイベントが開催されています。 一緒に楽しめる仲間を見つけるために、興味を持てるイベントに参加してみましょう。
イベントのよいところは、同じものに興味を持つ者同士、共通の話題で盛り上がりやすいことです。
開催されるイベントごとに規模や雰囲気が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
⑤社会人サークルに参加する
社会人サークルには、スポーツや音楽、読書、山歩き、ボランティアなどさまざまなものがあります。飲み会サークルもあり、気軽に参加できます。
社会人サークルであれば、職場のように人間関係に気を使いすぎることもありません。気兼ねなく趣味を楽しめます。そして職場以外の人と交流できる場を持つことは、自身にとってよい刺激となるでしょう。
同じ趣味を持つ人同士であれば、気の合う友達になれる可能性が高いでしょう。
⑥異業種交流会に参加する
異業種交流会にはさまざまな業種の人が集まり、セミナーや勉強会を通じて多くの人と交流できます。 人脈作りや情報交換を目的に行われるため、多種多様な人々と知り合いになるチャンスがあります。
異業種交流会は出勤前や退勤後の時間帯に行われることが多く、気軽に参加できるイベントです。さまざまな業種の人から話を聞けるので、自身の仕事に役立つこともあるでしょう。
初めて参加するときは、雰囲気をつかみやすい50名以上参加する大規模なものがおすすめです。
⑦同窓会に参加する
同窓会が開かれるのであれば、参加することをおすすめします。学生時代に一緒に過ごした相手と再会すれば、昔話で盛り上がるでしょう。 当時は特別仲がよくなくても、さまざまな経験をしたあとの再会であれば、仲良くなれる可能性があります。
また、昔の友人に連絡を取ってみることもおすすめです。たまたま途絶えてしまった友人関係を、復活させることもできます。 SNSを使えば、再びつながることは難しくありません。思い切って連絡してみるとよいでしょう。
⑧地域活動に参加する
お祭りや清掃活動など、地域活動に参加することもよい方法です。地域イベントは、近くに住む人と交流できるチャンスです。地域に溶け込むきっかけにもなるため、引っ越してきたばかりでなくても、ぜひ参加してみましょう。
自分が住んでいる地域には自分と異なる年齢層の人も住んでいるので、普段交流のない人達と関係を築くチャンスです。世代が違うからこそ学べることがあります。 また、近所の人と仲良くなっておくと、災害などの緊急の事態に見舞われた際にもスムーズに助け合えます。
⑨パパ友やママ友を作る
子どもが幼稚園や学校に通っているなら、子どもを通じてその子の親と友達になれます。 子ども同士が友達になれば、子ども達をお互いの家で遊ばせたり、一緒に出かけたりすることもできます。 子どもや幼稚園、学校に関する共通の話題があるため話も合うでしょう。
子どもが一緒に遊んでいる間に、子育てに関する情報共有や悩みごとの相談をすることで、絆も深まります。特に子どもが小さいときは、母親が孤独になりやすいため、ママ友を作っておくとよいでしょう。
⑩行きつけの店を作る
レストランやカフェなど、気に入った飲食店へ定期的に通ってみることもおすすめです。
店舗のスタッフや他の常連客と出会うチャンスがあるからです。おいしい料理やお酒があれば、話も弾みます。同じ店が気に入ったもの同士、メニューや店の話題で盛り上がれるはずです。楽しい時間を共有することで、仲間意識が芽生えるのではないでしょうか。
また、店舗にはさまざまな人が訪れるため、普段出会うことのない人と会話するチャンスもあります。
⑪ボランティア活動に参加する
ボランティア活動は「困っている人を助けたい」「社会に役立ちたい」と考える心優しく、志の高い人達が集まる場です。「社会のためにできることをやりたい」という思いを持っている人は、ボランティア活動を通して同じ志を持つ仲間を見つけられるでしょう。
同じ目標を持って、作業や活動を続けるうちに絆が深まります。困難なことを協力して乗り越えることで、強い信頼関係や友情が生まれやすい環境です。
国際協力分野や医療福祉分野など、さまざまな種類のボランティア活動があります。自分が興味のある分野のボランティア活動に参加することで、友達と出会える可能性があります。
社会人が友達作りをするときのコツやポイント
社会人になると新しい出会いの場が少なくなります。一つ一つの出会いを大切にして、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
ここでは、友達作りのコツやポイントを紹介します。
フットワークを軽くし、積極的に行動する
友達を作りたければ、出会いがありそうな場へ積極的に出かけましょう。残念ながら、友達が欲しいと思っているだけでは何も変わりません。 習い事やイベントに参加してみたり、マッチングアプリに登録したりするとよいでしょう。
「誘われたら参加してみる」というフットワークの軽さも大切です。友達を作るチャンスはどこにあるか分かりません。積極的に行動することで、出会いのチャンスを増やせます。
明るくポジティブに行動する
友達を作るためには、明るくポジティブな言動を心がけましょう。ネガティブな発言や態度では、近寄りがたい存在だと受け取られてしまいます。
好きなものや楽しいことを明るい態度で話せば、好印象を抱いてもらえます。相手から「一緒にいて楽しい」と思ってもらうことを目指しましょう。
また、SNSを使って自分から情報発信すれば、同じことに興味を持つ人と知り合えます。明るくポジティブにふるまうことで、友達関係に発展することもあるでしょう。
相手の話に耳を傾ける
友達を作るためには、相手の話を聞くことが大切です。自分の話ばかりして、一方的な会話にならないように気をつけましょう。
人の話を真剣に聞ける人は、多くの人から好かれます。自分が話したい気持ちを抑えて、相手の話を引き出せるように心がけましょう。 相手の話にしっかり耳を傾ければ、相手から「話を聞いてくれる人」と認識され、信頼関係が生まれます。
信頼関係を築くために、相手の話を聞き、相手についてよく知りましょう。
友達作りに無理は禁物
短期間で友達を作ろうと、意気込みすぎないことも大切です。
参加したイベントや集まりに自分と仲良くなれるタイプの人がいるとは限りません。気の合う友達は、作ろうと思って簡単に作れるものではないため、焦らずにゆったりと構える姿勢も必要です。
また、苦手・合わないと感じた人からは、きちんと距離を取りましょう。自分を守るためにも、苦手な相手に我慢して付き合う必要はありません。
もし苦手な人と出会ったら、気持ちを切り替え次の出会いに向けて行動しましょう。
積極的に行動して新しい友達を作りましょう!
社会人の友達の作り方と、友達を作るコツについて解説しました。 特に社会人になってからは、仕事に追われて友達ができないということも多いです。それでも友達が欲しいなら、とにかく行動することが大切。
積極的に行動して自分の世界を広げることで、新しい出会いのチャンスが舞い込んできますよ。