『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』(3月31日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が12日に都内で行われ、広瀬すず、櫻井翔、江口洋介、勝地涼、魔裟斗、入江悠監督が登場した。
同作は2021年4月期に放送された日本テレビ系連続ドラマの映画化作。天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手のアンナ(広瀬すず)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真(櫻井翔)が、探偵事務所「ネメシス」に集まる様々な依頼に挑んでいく。
同作に出演した魔裟斗は広瀬との戦闘シーンについて「僕はK-1で63戦して来たんですけど、あれほど緊張したアクションはなかったんじゃないかなと思います」と述懐する。広瀬も「『魔裟斗さんと闘えるなんて』という、男性からの反響が1番多い。現場でも言われます。『魔裟斗さんとやったの!?』って」と反響が大きかったようで、魔裟斗も「『広瀬さんと闘えて羨ましいな』って、みんなに言われますよ」と応じていた。
改めて魔裟斗は広瀬について「かわいらしい女性じゃないですか。どのぐらいの感じでやったらいいのかなと考えてたんですけど、向き合ってやってるうちに、女優の方は中身が男性なんだなと思って、遠慮はいらないなと思いました」と明かす。その様子は櫻井から見ても「バチバチしてましたもん。僕は横で見てただけですけど」と伝わっていたという。
広瀬は「いい意味で圧がすごくって、そこに勝てるわけもないのに、こっちもだんだんメラメラしてきて、雰囲気だけはいっちょまえに『負けないぞ』みたいな気持ちでやってました」と魔裟斗とのシーンを振り返る。さらに「本番始まる前までこうやって見ていたんですけど、魔裟斗さんから冷静に『なんか、目強いね』って言われて、そんなにメラメラ出しちゃった!? と思って恥ずかしかったのを覚えてます」と明かした。
魔裟斗は「最初はやっぱりちょっと遠慮しながらやらなきゃいけないなって思ってたんですよ。でもいろんなアクションをしてくうちに広瀬さんは全然大丈夫だな、女性と思わなくていいやと思ったんです」と強さを称える。「後ろから首絞めるシーン、躊躇なく思いっきりいけましたからね」と語った。