米子市とJR西日本、JR西日本山陰開発は12日、米子駅の新駅舎・新駅ビル「シャミネ米子」と、米子駅南北自由通路「がいなロード」を7月29日から供用開始すると発表した。オープン当日に記念式典の開催も予定している。

  • JR米子駅の新駅ビル「シャミネ米子」のイメージ(JR西日本山陰開発提供)

米子駅の新しい駅ビルの名称は「シャミネ米子」に。「シャミネ」の由来として、「shamrock(三つ葉=幸運)」と「mine(私の)」を組み合わせた「幸せな私」という願いを込めたとのこと。土産店・コンビニエンスストア(セブン-イレブン)・飲食店・物販店など全6店舗の入居を予定している。

「シャミネ米子」の外観は、米子駅南北自由通路「がいなロード」や駅舎との調和を重視した配色となっている。一例として、「がいなロード北側の展望デッキの外壁となる黒色の色調をイメージした色を2階西側の外壁に取り入れ、レンガをイメージした部分の赤色をビル西側のデザインに取り入れています」とのこと。

  • 「おみやげ楽市米子店(仮称)」のイメージ(JR西日本山陰開発提供)

2階(改札を出てすぐの位置)で営業を予定している「おみやげ楽市米子店(仮称)」は、売場面積を現在の仮設店舗の3倍に拡大。米子エリアだけでなく、山陰両県の地域産品を幅広く扱う予定としている。なお、新駅舎1階に米子市国際観光案内所が併設され、7月29日の供用開始日に合わせてオープンする。