カシオ計算機は4月12日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」のスポーツライン「G-SQUAD」から、新モデルの「DW-H5600」シリーズを発表した。全5モデルを用意し、発売は5月19日、価格は41,800円~60,500円。
ラインナップと価格は、樹脂ベゼルのブラック「DW-H5600-1」とペールブルー「DW-H5600-2」が41,800円、メタルベゼルのブラック「DW-H5600MB-1」とブルー「DW-H5600MB-2」が44,000円。もう1つ、ベゼルとバンドに格子模様などを描き、付け替えケースとバンドが付属する「DW-H5600EX-1」が60,500円となる。
型番の「5600」が示すように、初代G-SHOCKのスクエアフォルムを継承し、そこに心拍計測が可能な光学式センサーを搭載している。スポーツウオッチとしてサポートするアクティビティは、ランニング、ウォーキング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングという4種類。
本体には加速度センサーも内蔵しており、消費カロリーや歩数・走行距離なども計測できる。計測した距離は、連携するスマートフォンのGPS機能によって補正し、より高精度な計測を実現する。
そのほか、トレーニングの時間や強度による心肺負荷、三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の消費エネルギー分析、睡眠計測といった機能を装備。データ解析には、ポラール・エレクトロ社のアルゴリズムを用いている。
本体サイズ・重さは、樹脂モデルのDW-H5600-1とDW-H5600-2が縦51.1×横44.5×厚さ17.4mm・約59g、メタルベゼルのDW-H5600MB-1とDW-H5600MB-2が縦51.1×横44.5×厚さ16.6mm・約65g(メタルベゼル装着時のDW-H5600EX-1も同様)。
電源は内蔵バッテリー(USB充電)およびソーラー発電となり、アクティビティ機能を使用した場合のバッテリー駆動時間は約35時間。ウオッチモードで心拍計測をオフにした場合は約1カ月。そのほかおもな機能は以下の通り。
■アクティビティ機能
マルチスポーツ(ラン、ウォークなど)、加速度センサーによる距離・速度・ペースなどを計算して表示、自動/手動ラップ機能、オートポーズ機能
■アクティビティログ
最大100走分、ラップデータはそれぞれ最大200本、計測タイム、距離、ペース、ランニングインデックス(スマートフォン連携によるGPS補足時のみ)、消費カロリー、使用エネルギー源、心拍数、最大心拍数、カーディオ負荷、ピッチ、最大ピッチ、ストライド
■ライフログ
歩数計測、歩数グラフ(週、月、6カ月)、消費カロリー計測、アクティブタイム計測
■睡眠計測
睡眠回復ステータス(6段階)、睡眠回復レベル表示、睡眠ステータス(5段階)、睡眠スコア表示、自律神経ステータス(5段階)
■血中酸素レベル
(一般的な健康維持を目的としており、医療の用途には使えない)
■モバイルリンク(スマートフォン連携)
自動時刻修正、簡単時計設定、ワールドタイム約300都市、通知機能(電話着信・メール受信・SNS新着・カレンダー通知・リマインダー通知)、トレーニング分析データ、アクティビティログデータ、ライフログデータ、睡眠計測データ、携帯電話探索
■その他
世界38都市のワールドタイム(38タイムゾーン、サマータイム対応)、ストップウオッチ、タイマー、アラーム、日の出・入り時刻と月齢、フルオートカレンダー、12時間・24時間の表示切り替え、残照機能付きLEDバックライト、機内モード、バイブレーション