日本テレビ系バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(毎週木曜19:54~ ※関東ほか、その他地域は20:00~)の人気コーナー「ゴチになります!」に今シーズンから参戦している声優の宮野真守、女優の小芝風花、お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎がこのほど、収録後に取材に応じ、ここまで参戦しての心境などを明かした。

  • (左から)宮野真守、小芝風花、盛山晋太郎

宮野は「もうとにかく楽しすぎて、毎回この現場に来るときはワクワクするんですけど、それと同時に、『やっぱりクビになりたくない、負けたくない』という気持ちが強くなってきて、ドキドキの緊張感もすごくあります」と吐露。

小芝も「本当に楽しいです。ほかの出演者の皆さんとも緊張せずに話せるようになってきたんですけど、本当に(値段が)分からなくて! 何回もやってるはずのナイナイのおふたりも結構自腹があったりとかで、『これ経験値だけじゃないんだ』と思って、本当にみんな平等な舞台で戦っているので、クビにならないように一生懸命頑張りたいです」と力を込める。

盛山は「初回から自腹になって、最悪のスタートを切ってるんですけど、毎回結果発表のとき、『M-1』のせり上がりより緊張します(笑)。あれマジではよやってくれへんかなって思いますが、楽しくやらせてもらってます」と話した。

そんな中、小芝は「ゴチノート」をつけて勉強しているのだそう。「どういう料理が出るかも分からずにメニュー名だけ見て選ぶので、『これなんだろう?』という分からない言葉のものが、意外と高級食材だったりするんです」といい、具体例では「『バーズネスト』という名前があって、ソースかな?と思ってたんですけど、エッグタルトの上にツバメの巣が載ってて(笑)。それもノートに書きました」と、バトルごとに知識を蓄えている。

バトルを通しての互いの印象を聞くと、小芝は「宮野さんは、ミニゲームとかでまっすー(増田貴久)さんとの絡みが強すぎる! 本当に親友みたい(笑)」、盛山も「まっすーと徒党を組んで俺を敵にするのめっちゃ早かったですよね」と驚き。宮野は「心地いいです(笑)」とすっかり楽しんでいるようだ。

一方、盛山に対して、小芝は「高級食材を安めに付けちゃう(笑)」と印象を抱き、宮野も同調。本人も「地元のツレから『お前1人だけファミレスでやってんのか?』って言われてます」と認め、「僕、マジ鳥貴族やったら絶対負けない」と、なぜか均一価格の居酒屋での勝負に自信を見せた。

番組MCのナインティナインについて、宮野は「いまだに一緒に番組に出てるってことが不思議すぎて、いつも現場に行くときは緊張するんですけど、おふたりがすごく優しくて! 矢部(浩之)さんは隣だから、常に『そやな、そやな』『これなあ、うまいなあ』『高いよなあ』とか話しかけてくれて、心を落ち着かせてくれるんです。岡村(隆史)さんは、すれ違うたびにリアクションを取ってくれたりして僕らを構ってくれるので、そういうのを現場で味わえるのが幸せだなと感じてます」と、しみじみ。

盛山は「僕は吉本の直属の後輩なんで、ご存じの方も多いと思うんですけど、楽屋での岡村さんはモスキート音より声小さい(笑)。というのもありますけど、ゴチメンバーにならせてもらった後に、ナイナイさんMCの『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ)があったんです。僕の立ち位置は司会の皆さんが見えるところだったんですけど、ナイナイさんが視界に入ってすごい安心感で漫才できましたね。“ゴチでお世話になってるお兄さんだ”っていうことで」と、信頼感が増したそう。

そして、小芝は「私は岡村さんの席の隣なので、皆さんが食べられて予想金額を発表するときに、『これちょっと安すぎません!?』みたいな話を2人でしています(笑)」と、ガールズトークのように盛り上がっているそうだ。

ゴチメンバーに加入して、早くもシーズンの4分の1が経過したが、今後の意気込みを聞くと、宮野は「ナイナイさんが2人とも下位で、もしこのまま行っちゃったら『ゴチどうなっちゃうんだろう?』と思うんですけど、僕らも負けたくないなと思うので頑張ります」とコメント。

盛山は「新メンバー発表のときに、出川(哲朗)さんのピタリ賞を目の当たりにしたので、1回は出したいですね。でも、とにかく僕は低い目標ですけど、まずは(下位発表の)ドローンから逃れたい(笑)」と抱負を述べ、小芝は「私は1位をとって、星のバッジを貼ってほしいです!」と目標を掲げた。