新社会人ならば覚えておきたい、遅刻にまつわる“気遣いテクニック”がTwitterで評判を呼んでいます。これはベテラン社会人でも使える技だ〜!

  • 仕事で遅刻しそうになると、心臓がキューンとなるんですよ…(画像はイメージ)

WEB開発を行う企業で代表を務めるtomoさん(@TomoEqual)が投稿した、新社会人へのアドバイス。tomoさんは、仕事でお客さんと打ち合わせする機会があるそうなのですが、前の打ち合わせが押すなどして遅刻してしまった時、あえて「遅れる時間を長く申告する」と言います。たとえば15分遅れそうであれば、「30分遅刻します」と伝えるそうなのですが……。

新社会人の皆さんに一つだけアドバイスをします。遅刻する時は15分遅れそうなら30分遅れますと言うようにして下さい。そう言っておいて15分遅れで出社すると「おお、早かったな」となぜか遅刻したのに早くきたみたいな錯覚を起こせます。これは人生のあらゆる場面で役に立つので覚えておいて下さい。(@TomoEqualより引用)

その理由は、30分遅れると伝えつつ15分で到着することで、相手に「早く着いた」と錯覚させられるから……。ちょっとズルいようにも聞こえるテクですが、そこには「相手のためにもなる」という気遣いが隠れているのだそうです。編集部ではtomoさんを取材しました。

相手のためにもなるよと伝えたかった

――投稿したきっかけを教えてください

営業をやっていると前の打ち合わせが長引いて時間に遅れてしまうことがまれにあるのですが、申し訳なさや言い出しにくい気持ちからギリギリの時間を伝えてしまい、急いで向かったにも関わらず更にその時間にも間に合わず、疲れるわ、申し訳ないわで散々な結果になることがあるんですよね。そういった時に、ズルいんじゃないかと思ってしまわずに、少し余裕を見て時間を言った方が相手のためにもなるよ、と伝えたかったです。

――確かに余裕を持って伝える方がお互いにとってプラスが多いですよね。ちなみにtomoさん自身もこのツイートのテクニックは使いますか?

方向音痴なので慌てると道に迷う可能性が高いので、万が一遅れてしまう場合には多少余裕を持って伝えるようにしています。

――仕事をする上で大切にしていることがあれば教えてください

「時間を守る」ということですかね(笑)。

――たくさんの反響が寄せられています

自分としてはちょっとしたズルいテクニックくらいのつもりだったんですが、これ大事って言ってくれる人が多くて、確かにそうだよなと逆に教わった感じがします。ただ、営業の方にお伝えしたいのは早く着いたからといって伝えた時間よりあまりにも早く訪問すると、かえって迷惑になることもありますので、多くの方から仰って頂いたようにさじ加減が大事だと思います。


投稿には「さまざまな場面で多用してます」「これは良いアドバイス」とたくさんの反響が寄せられています。社会人は締め切りとの戦いになることも多いですから、アポイント以外でも幅広く使えるテクニックかもしれません。