女優の波瑠が11日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系ドラマ『わたしのお嫁くん』(12日スタート、毎週水曜22:00~)の制作発表会見に出席した。
仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在でありながらも“ズボラ女子”の一面をもつ主人公・速見穂香(波瑠)が、あることをきっかけに、会社の後輩で家事が圧倒的に得意な“家事力最強男子”山本知博(高杉真宙)を嫁に迎える同ドラマ。
速見の部屋のスタジオセットは、相当レベルの“汚部屋”になっているそうで、演じる波瑠は「ヤバいです! 1日目に『山本くんが来るから』って慌ててヘアクリップを外して置いたら、次の日になくなってて、紛失です!」といい、美術スタッフですら見失ってしまったそうだ。
この部屋の中で、波瑠が一番許せないという部分は「台所のシンクに洗い物が溜まってるならまだ分かるんですけど、関係ないゴミがあるのに、私は『ウッ…』って思いましたね」とのこと。
高杉は「ドアを開けて衝撃でしたね。足の踏み場が本当にないんですよ。だから落ち着く場所がなくて、『カメラの位置変えます』っていうたびに毎回外に出るというのを繰り返さなきゃいけなくて、居心地は良くなかったですね(笑)」と本音を漏らした。
一方、速見に憧れの気持ちを持つ後輩・花妻蘭を演じる前田拳太郎は、このセットで撮影していないが、写真を見て「衝撃ですね」とリアクションしながら、「僕もあんまり片付けは得意じゃないんですけど、自分の中では(物がどこにあるのか)把握してるんです。だから、意外と落ち着くのかもしれないです」と共感を覚えたようだ。
私生活で料理や家事が好きかを聞かれ、「普通です…」という波瑠。それだけに、「誰かがやってくれるなら任せたいと思います。本気で最近、“お嫁くん”っていないのかなって思うんですよ。“お嫁ちゃん”でもいいんです」と願っているそうで、そんな存在がいたら、「シンプルにお風呂が沸いてたらすっごいうれしいです」と妄想していた。