エレコムは4月11日、調理家電「LiFERE」ブランドの新製品として、1合炊きのIH炊飯器「小型IH炊飯器」(HAC-RCIH01シリーズ)を発表した。6月上旬に発売予定で、店頭予想価格は12,800円前後の見込み。

  • エレコムの小型IH炊飯器。1合炊きでもIH加熱式という意欲作で、電気ポットのような見た目も特徴

  • カラーはブラック、ブルー、ホワイトの3色

IH加熱式で釜全体をムラなく加熱し、素早い温度上昇と安定した温度制御によって少量のお米でも美味しく炊き上げられるIH炊飯器。一般的にIH炊飯器は、5合炊きなど炊飯量の多い上位モデルに搭載されることが多いが、「小型IH炊飯器」の内釜は1合サイズ。1~2人前を炊くのに適する少量サイズながら、IH加熱による強火力で美味しく炊き上げられることが特徴だ。

内釜はフッ素樹脂コート、高熱伝導率のアルミ、ステンレス、耐熱塗装の4層構造で、IH加熱に耐える複合クラッド圧釜を新開発した。

炊飯メニューは、炊飯・低糖質(付属のザル釜使用)・早炊き・保温の4種類。通常炊飯は約50分だが、早炊きは約35分で炊飯できる。炊飯後は自動で保温モードに切り替わり、最大12時間で保温可能だ。

  • 取っ手部分で炊飯メニューを選択できる

  • 本体の前面と背面

  • 1合用に新開発した内釜。フッ素樹脂コート、高熱伝導率のアルミ、ステンレス、耐熱塗装の4層構造

本体は縦型の取っ手付き電気ポットのような形で、普段は戸棚にしまい、使う時だけ取り出すといった使い方も可能。上フタは取り外せ、丸洗いできる。炊飯メニューは取っ手に内蔵された操作部から選択できる仕組みだ。

本体サイズはW169×D127×H228mm、重さは約1.3kg。カラーはブラック、ブルー、ホワイトの3色。電源は家庭用コンセント。内釜、ザル釜、計量カップ、しゃもじが付属する。

  • 低糖質メニューではザル釜を使用する。通常炊飯と比べた場合、約20%糖質をカットできるという

  • 内釜、ザル釜、計量カップ、しゃもじが付属

  • 炊き上がりのようす

  • エレコムによると外はしゃっきり、中はもっちりの食べ応えとのこと