国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディは、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研」にて、今年のGWはどの日にお出かけに行く予定なのか、日帰りお出かけか旅行に行く予定なのかなどについてユーザーアンケートの結果を元に調査・分析し、結果を公開した。調査地域は全国で、方法はインターネット。調査対象は。いこーよおよびいこーよアプリを利用したユーザー。調査期間は4月3日から4月6日で、328サンプルが集まった。
まず、GWのお出かけ予定についてユーザーアンケートで聞いた。
2023年のGWのお出かけ予定については「まだ決めていない」が57%であり、「出かける予定」と回答したのが40%。 アンケート実施が4月初旬ということもあり、まだ決めていないという回答が6割弱あるが、予定を決めている人の中では「出かける予定がある」という回答が多数を占めていることが分かった。
次に、GWの日程でどの日のお出かけが多いのかを分析した。
まず、昨年2022年のGWのいこーよのアクセス数を参照する。このグラフはGWの日程で最もアクセス数(PV)が多かった日を100%とした場合、他の日程がどの程度だったのかを%で表したものである。
2022年はGWの連休後半の連休初日の5月3日(憲法記念日)が最もアクセス数が多いという結果に。いこーよへのアクセスはこれからお出かけする先を調べることが目的であるため、実際のお出かけ行動のタイミングとはタイムラグがあるが、それでも前半の3連休と後半の3連休と比べると後半の3連休の方がお出かけが多かったと思われる。
次に、今年の2023年のお出かけ日を予測した結果が以下のグラフとなっている。ユーザーアンケートの結果を元に、最もお出かけするという日を100%とした場合、その前後の日がその何%になるのかを算出している。
GW中のお出かけのピークは5連休2日目の5月4日(みどりの日)が100%でトップに。その前日の連休初日の5月3日(憲法記念日)もピーク日の98%であるため、この2日間がお出かけの最盛日と言える。
また、前半の4月29日と30日の土日もピーク日の8割前後となっている。昨年は前半3連休は後半と比べていこーよアクセス数がそれほど多くなかったことを考えると、今年は前半でかつ2連休であるにもかかわらず昨年より積極的にお出かけをしようとしている傾向が見て取れる。
また、前半2連休の2日間どうしを見ると、4月29日の土曜が祝日であるためか日曜よりも土曜の方がお出かけする予定という割合が高くなっている。
一方、2連休と5連休の間の平日2日間はあまり多くのお出かけが予定されていなく、連休をつなげて旅行に行くという人もあまり多くない様子が見られる。子どもがいる家族を調査の対象にしているため、平日は通常通り学校がありお出かけや旅行には行けない家族が多いことが理由と分析している。
まとめると、今年2023年のGWの予定は、調査時点の4月初旬では未定が6割弱と多いものの、予定があるという人の中では「出かける予定」が圧倒的多数となっており、予測では、お出かけピークは後半5連休の5月4日みどりの日で、その前日の5連休初日の5月3日憲法記念日も多くのお出かけが予定されている。
昨年の2022年は前半3連休より後半3連休の方がお出かけが多かったのに対し、今年は前半の土日の2連休も多くのお出かけが予定されている。ただし、前半2連休は近所のお出かけ、後半5連休は日帰りお出かけが多く予定されており、お出かけの内容が異なっている。
一方、2連休と5連休の間の平日2日間はあまりお出かけが予定されていなく、連休をつなげて旅行に行くという人もあまり多くない様子が見られる。それでも、通常の平日よりは「日帰りお出かけ」が多めになっているという傾向が見られる。