人次第で恋人と会いたいと思う頻度は違います。毎日会いたい人もいれば、毎日ではなく友人や家族、一人の時間も欲しいという人もいるでしょう。
今回は、一般的に彼女と会う頻度はどのくらいなのかやその理由、長続きするカップルの共通点を紹介します。彼女と会う頻度が減ることのメリットや、会う頻度の増やし方/減らし方、連絡頻度についてもまとめました。
彼女と会う頻度の理想とは?
「彼女と会う頻度はどのくらいが理想ですか?」という質問には、もちろん人それぞれの答えがあります。
しかし一般的には、週1回程度は会いたいという意見が多いようです。
学生カップルの場合
その上で、学生カップルは、社会人に比べると比較的時間に余裕があることもあり、毎日会いたい、週に2、3度は会いたいと思っている層も一定数いるようです。
特に同じ学校に通っている場合は、お互いが学校にいる日はなるべく会いたいと思う人もいるようです。時間割やテスト期間などのスケジュールもあらかじめ決まっており、時間を合わせやすいということもあるでしょう。
ただし、授業が無い時間帯だからといって、相手が暇だとは限りません。会いたいという気持ちが先行して、束縛が強くなってしまわないように注意が必要です。
社会人カップルの場合
社会人カップルの場合は、日々の業務が忙しいため、土日休みの場合、どちらかは会いたいと考える人が多いようです。また週末は一日中一緒に過ごし、平日にも時間が合えば軽く晩ご飯を食べるなどができると理想的、と考えている人もいます。
一方、普段は仕事が忙しいからこそ、週末をたまには自分の趣味に使いたいと考える人もいて、その場合恋人に会うのは月に2、3度程度ということになります。
カップルごとに事情は異なり、恋人と会う頻度に正解はありません。しかしいかなる場合でも、どちらかが我慢することなく、お互いが納得した頻度で会えるようにしたいものです。
彼女と会う頻度が減ることのメリット5選
さて新生活が始まり、慣れない毎日の中でお互いの時間が合わないなど、思うように彼女と会えずに悲しい気持ちになることもあるでしょう。
しかし、彼女と会う頻度が減ることには、メリットもあります。それぞれのメリットについて詳しく解説します。
二人でいる時間をより大事に思える
毎日会えるより、たまにしか会えない方が、一緒の時間を貴重に感じるでしょう。
その時間を貴重に感じていれば粗雑に扱わず、より価値のあるものにしようとするはずです。結果として、二人が幸福を感じる機会も増えるでしょう。
新鮮さを保てる
あまり会えないということには、新鮮さを保(たも)てるというメリットもあります。
人は慣れてくると、飽きを感じてしまうものです。毎日会っていると、デートがルーティン化、マンネリ化してしまう可能性もあります。
たまにしか会えないことで、常に新たな発見ができるかもしれません。
自分磨きに時間が割ける
彼女と会う頻度が少ないと、自分磨きに時間を割けるというメリットもあります。
恋愛だけが人生のほとんどを占める、というのはあまり望ましいことではないでしょう。自立した大人として恋愛をするには、恋愛以外にも仕事や趣味などの、人生をより豊かにする要素が必要です。
彼女に会っていない時間は、彼女が誇れる自分になるために使いたいものです。
お互いの気持ちを思いやれる時間が持てる
会っていないときに、お互いの気持ちを思いやれる時間を持てる点もメリットです。
直接会っていれば伝わってくる気持ちがあるため、相手の気持ちを想像する時間は案外少なくなるものです。会っていないときこそ「彼女は今どうしているだろう」「何を考え、何を望んでいるのだろう」と、自然と相手の気持ちを思いやれるでしょう。
出費を減らせる
出費を減らせることも、メリットと言えるでしょう。
交通費や食事代など、デートにはどうしてもお金がかかります。特に遠距離恋愛の場合は、新幹線代やガソリン代などの出費が負担になり、困っているという人もいるはずです。会う回数を減らせば、経済的負担もそれだけ軽くなり、二人の将来のための貯金に回すこともできます。
長続きするカップルの特徴
さて実際に会う頻度に関わらず、長続きするカップルには共通する特徴があります。それらの特徴を把握して実践できるものは実践し、関係が長続きするように努めましょう。
お互い無理はしない
長続きするカップルの多くは、お互いに無理はしないという特徴があります。
「相手に嫌われたくない」という思いから、無理に相手に合わせる人は少なくありません。しかし、無理を続けると一緒にいることに疲れてしまいます。一方で、長続きするカップルはお互いに無理はせず、相手に直してほしいところなどは話し合って解決します。
恋愛において、無理しても良いことはありません。無理をしそうになったら相手に相談してみたり、改善点がないかを一緒に考えたりしてみましょう。
二人の間のルールは少なめ
長続きするカップルには、ルールが少ないという点も特徴です。
「お互いにスマホは見ない」「異性と会うときは報告する」など、カップルでルールを決めていることはあるでしょう。しかし、あまりにルールが多いと、ルールに縛られた結果、一緒にいることを窮屈に感じたり、重いと感じたりしてしまうことがあります。
ルールを決めることは悪いことではありません。しかし、あまりにルールを増やしすぎると別れる原因になりかねないということを覚えておきましょう。相手が嫌がることはしない、というシンプルなことさえ守れれば、細かいルールは無くても大丈夫なはずです。
会えない時間も大事にできる
長続きするカップルには、会えない時間も大事にできるという特徴もあります。
カップルとはいえ、お互いに忙しいと、会える頻度も減ってしまうでしょう。
会えない時間にも相手を思いやることができたり、電話で話す時間を作るなどコミュニケーションを大切にできたりすれば、二人の関係は長続きしやすいはずです。
デートは量より質と考えることができる
デートは量より質と捉えているカップルも長続きします。
好きだからこそ、たくさんデートしたいと考えている人もいるでしょう。しかし、デートが楽しくなければ何度デートしても二人の距離は縮まりません。
お互いが共通して好きな場所に行く、二人の時間をゆっくりと楽しめるプランにするなど、デートは量より質を重視しましょう。
長電話やLINEのやり取りもデートの内だと考えることができる
通話やメッセージのやり取りが盛り上がって、気付けば長い時間が経っていた、というのは、長続きするカップルによくあることです。
直接会うだけがデートではありません。リモートが普及した今、会えなくてもさまざまな形のデートを楽しみましょう。
急なキャンセルも受け入れられる
長続きするカップルの多くは、相手からの急なキャンセルも、怒らずに受け入れることができます。
デートをする予定だったにも関わらず、仕事や急用などで急にキャンセルしなければならないこともあるでしょう。楽しみにしていたデートなので、悲しくなるのは当然ですが、「自分よりも仕事の方が大事なの」など、怒ったり不機嫌になったりすると、相手も嫌な気持ちになります。
急なキャンセルも受け入れられる、寛容な心をお互いに持つことが大切です。
彼女と会う頻度を増やしたいときの対処法
会う頻度が少ないことにメリットがあるとはいえ、もっと彼女に会いたいと感じている場合は、会いたい気持ちを素直に伝えてみたり、デート先を変えてみたりするなどの方法で、会う頻度が増やせないかを模索してみましょう。
ここからは、彼女に会う頻度を増やしたいときの対処法をご紹介します。
会いたい気持ちを正直に伝える
まず、彼女に会いたい気持ちを正直に伝えてみることで、会う頻度を増やせるかもしれません。
もしかすると、彼女もこちらを気遣って、あまり会いたいと言わないように遠慮しているのかもしれません。あるいは今までの恋愛では、恋人と会う頻度が少ないのが普通だった、という可能性もあります。
なぜ会ってくれないのか、感情的に責めるだけでは事態が悪化するだけです。まずは自分の「会いたい」という気持ちを理解してもらうことがスタートです。
今までと違うデート先を提案してみる
デート先を変えてみるという方法もあります。デート先がお互いの家などいつも同じでは、マンネリ化してしまい、腰が重くなってしまいがちです。
今まで行ったことの無い場所や新しくできたスポットはもちろん、お互いが初めて会った場所に久しぶりに訪れるのも一つの手段です。
また、二人で共通の趣味を始めて、それぞれ目標を設定して競争するといった方法もマンネリ脱出に効果的でしょう。
連絡方法を変えてみる
いつものLINEやメッセージばかりではなく、たまには連絡方法を変えてみるのはいかがでしょうか。例えば電話やビデオ通話、また手紙を書いてみるのもいいでしょう。
恥ずかしがらずに自分の気持ちを見せることで、相手も歩み寄ってくれるかもしれません。
相手の忙しさはきちんと理解する
彼女と会うための努力は重要ですが、度が過ぎれば相手に重い、面倒だと思われてしまいます。
相手が忙しい場合は、忙しい理由やいつまで続きそうかを確認して、会うタイミングを計りましょう。自分の気持ちばかりを伝えるのではなく、ねぎらいの心も忘れてはいけません。
彼女と会う頻度を減らしたいときの対処法
逆に、彼女に会うために無理をしていて、もう少し会う頻度を減らしたいという場合もあるでしょう。ここからは、彼女を傷つけないようにしながら、会う頻度を減らすのに有効な対処法を紹介します。
減らしたい理由を整理する
彼女に会う頻度を減らしたいということを伝えるためには、まず減らしたい理由を整理しましょう。なぜなら、ただ「会う回数を減らそう」だけでは相手を不安にさせるからです。
その場しのぎでごまかすとバレたときに致命傷になります。話をする前に、仕事の案件の都合なのか、気持ちの問題なのか、体力面や金銭的な理由なのか、そもそも普段から会う頻度が多すぎると思っているのかなど、理由を自分の中で整理しましょう。
真摯な態度で伝える
会う頻度を減らしたい明確な理由が見つかったら、会う頻度を減らしたいことと、その理由を真摯に伝えましょう。決して適当にごまかしたり、ふざけ半分で伝えたりしないことです。
相手への気持ちが変わっていないことを伝えた上で、きちんと整理した理由を話せば、理解してくれる可能性が高まります。また相手の言い分にも耳を傾け、自分の都合や気持ちを押し付けないようにしましょう。
二人の妥協点を探る
明確に理由を話したものの理解してもらえなかったときは、どれくらいの頻度で会いたいと思っているのか、彼女にも具体的な数字を聞きましょう。
二人が考える数字の差が大きければ、意識のずれをお互いに確認し、落としどころを見つけましょう。
会えないときの連絡頻度も大切
会えないときにお互いが不安にならないようにするためには、連絡頻度や、連絡の中身も重要です。
メッセージや電話も、相手の負担にならない程度に
メッセージや電話の頻度も、カップルごとに適切な回数は異なります。また、LINEなどのように短文やスタンプを送り合う場合は、回数が重なることも多いでしょう。
注意点としては、相手からの返信が来ていないのに、何度もメッセージや着信を残すことは避けることです。「返信しなければ」「責められている」などと、相手が負担に思う可能性があるからです。
またカップルによっては、「必ず一日1回は電話する」などとルール化している場合もあります。しかし、ルールになり「しなければならない」と思った途端、義務感から苦痛になることもあります。
二人の価値観をすり合わせながら、お互いに無理のない連絡頻度を探っていきましょう。
会う頻度より、彼女と過ごす時間を大切に
恋人と会う頻度の理想は、そのときの事情や人によって異なります。しかし、会う頻度にばかりこだわるのではなく、彼女と過ごす時間を大切にすることで、より良い関係を築けるはずです。
また、会えない時間も大切にして、お互いを高め合えるといいですね。