「Bike Life Lab supported by バイク王」はこのほど、「再び売却した際に高値の付くバイク」=「“リセール・プライス"の高いバイク」の上位10車種を発表した。調査期間は2022年12月〜2023年2月。
■総合ランキング
順位 | メーカー・車種 | リセール・プライス |
1 | ホンダ・X-ADV | 105.26Pt |
2 | ホンダ・ダックス 125 | 101.25Pt |
3 | カワサキ・Z900RS | 99.73Pt |
4 | ヤマハ・Ténéré700 | 99.66Pt |
5 | ホンダ・GB350 | 97.13Pt |
6 | カワサキ・Z650RS | 96.73Pt |
7 | ホンダ・NC750X Dual Clutch Transmission | 96.16Pt |
8 | ホンダ・GB350 S | 94.54Pt |
9 | ホンダ・モンキー 125 | 94.08Pt |
10 | ホンダ・クロスカブ 110 | 90.11Pt |
44回目となる今回はホンダ「X-ADV」が首位に輝いた。
ホンダ「X-ADV」は 2017 年に初登場したアドベンチャータイプのバイクだ。オートマチック機構の「デュアルクラッチトランスミッション」を採用した NC750X系のエンジンを搭載している。足回りにはスポークホイールや倒立フォークを採用するなど、唯一無二の外観から従来のビッグスクーターの概念を覆し、大きな注目を集めたバイクだ。
2021年にはフルモデルチェンジを実施。「ユーロ5」の排気ガス規制に適合するとともに、フレームから新設計を取り入れ、電子制御のスルットルバイワイヤなどさまざまな新機能を搭載した。例えば「Honda Smartphone Voice Control system」では、バイクをスマートフォンとBluetoothで接続することで、ハンドルから手を離さず、音声でナビゲーション・電話・音楽などのアプリケーションを操作することが可能となっている。
このほかにも、日本のバイクブランドで初めてデイタイムランニングライト機能を搭載するなど、最先端の技術を数多く採用。市街地・高速道路・未舗装路などの場面を選ばず、安定して快適に走ることができるバイクに仕上がっている。キャンプツーリングとの相性もいいことから、ここ最近はさらに注目が集まっている1台だ。
■排気量別ランキング上位5位
■原付一種・二種
順位 | メーカー・車種 | リセール・プライス |
1 | ホンダ・ダックス 125 | 101.25Pt |
2 | ホンダ・モンキー 125 | 94.08Pt |
3 | ホンダ・クロスカブ 110 | 90.11Pt |
4 | ホンダ・スーパーカブ C125 | 85.76Pt |
5 | ホンダ・CT125 ハンターカブ | 82.94Pt |
■軽二輪
順位 | メーカー・車種 | リセール・プライス |
1 | ホンダ・レブル 250 | 89.37Pt |
2 | ホンダ・PCX160 | 85.87Pt |
3 | ホンダ・CRF250L | 83.02Pt |
4 | ホンダ・レブル 250 S | 80.28Pt |
5 | カワサキ・Ninja ZX-25R | 78.16Pt |
■中型二輪
順位 | メーカー・車種 | リセール・プライス |
1 | ホンダ・GB350 | 97.13Pt |
2 | ホンダ・GB350 S | 94.54Pt |
3 | ホンダ・400X | 74.96Pt |
4 | ホンダ・CBR400R | 73.00Pt |
5 | カワサキ・Ninja 400 | 66.55Pt |
■大型二輪
順位 | メーカー・車種 | リセール・プライス |
1 | ホンダ・X-ADV | 105.26Pt |
2 | カワサキ・Z900RS | 99.73 Pt |
3 | ヤマハ・Ténéré700 | 99.66Pt |
4 | カワサキ・Z650RS | 96.73Pt |
5 | ホンダ・NC750X Dual Clutch Transmission | 96.16Pt |
「リセール・プライス」はバイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指す。2023年4月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に「リセール・プライス」をポイント化。ポイント数が高いほど「リセール・プライス」が高いと想定できる。
同指標は200万台以上の累計取扱台数を誇る「バイク王」のデータを基に、「Bike Life Lab」が独自に集計したもの。バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としているという。
算定基準は、以下の通り。
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2023年4月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2023年4月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、「Bike Life Lab」独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする