マイナビは4月7日、「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(3月)」の結果を発表した。調査期間は3月25日~31日、調査対象は2024年3月卒業見込みの全国の大学生・大学院生、有効回答は2,963人。

  • 内々定率 経年比較

2023年3月末時点での内々定率は前年比3.6ポイント増の30.0%、平均内々定保有社数は前年から横ばいの1.7社。3月上旬に続いて、内々定率・平均内々定保有社数ともに高い水準を維持している。

  • 平均内々定保有社数 経年比較

対面面接でマスクを外すことについては、「どちらかといえば外すことに抵抗はない」が37.4%で最多となったものの、「どちらかといえば抵抗がある」が21.1%、「外して面接したい」が16.6%、「わからない・どちらともいえない」が15.3%、「外して面接したくない」が9.6%と、意見がばらつく結果に。一方、面接でのマスク着脱の判断については、62.0%が企業側からのアナウンスを求めていることがわかった。

  • 対面面接でマスクを外すことについての考え

企業に対して安定性を感じるポイントを聞くと、複数回答・単一回答ともに「福利厚生が充実している」(複数回答58.8%、単一回答14.2%)が1位。また「離職率や平均勤続年数」(同37.5%、同8.4%)が複数回答・単一回答の両方で前年より増えており、「安定性を感じる点として長く働ける環境であるかどうかが重視されていることがわかる」(同調査)。

  • 企業に対して安定性を感じるポイント(当てはまるものすべて/上位抜粋)

また企業の社風や社員の雰囲気を感じるために、参加したり参考にしようと思うものを尋ねると、1位「インターンシップ・仕事体験(対面)」(57.9%)、2位「個別企業説明会(オンライン)」(50.7%)、3位「インターンシップ・仕事体験(オンライン)」(47.9%)となった。