お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介が8日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで1stエッセイ『一旦書かせて頂きます』(発売中 1,650円 KADOKAWA刊)の発売記念イベントを行った。
同エッセイは、「M-1グランプリ」で2019年から2022年まで4年連続でファイナルに進出したお笑いコンビ・オズワルドのツッコミ担当・伊藤俊介による初めての著作。人気芸人たちと同居していたルームシェアの話から、2020年、2021年、2022年の M-1決勝出場直後の思いを綴っているほか、Webで反響があった3本のエッセイ、元相方との秘話やアルバイト時代に出会った「兄やん」、尊敬する先輩芸人や同期芸人、そして、家族の話まで、漫才同様のワードセンスと独特の目線に笑えるエッセイの数々をラインナップしている。
発売記念イベントが行われたこの日は、イベント前に報道陣向けの囲み取材に応じた伊藤。「コロナが始まって最初の自粛期間に仕事がなくなって、生きるためにNoteに自分の文章を書いたのが始まりです。カズレーザーさんがコロナの期間に始めたら仕事に繋がるはずと言われたので書きました」と初めてのエッセイ本が出るまでの経緯を明かし、「本を出させてもらうことは今までなかったですし、出版するまでは大変でしたが、本が出た今は印税のことで頭がいっぱいです(笑)」とニヤリ。
続けて「"知らない以外のメリット"というエピソードがありますが、僕みたいな反吐が出るだらしない人間でも刺さる話になっています。僕みたいなタイプの人に是非読んで欲しいですね。普段の舞台やテレビでは話せないような話や言葉が色々とあるので、是非読んでいただいて伊藤俊介の違った一面を感じていただけたらと思います」とアピールした。
現在交際しているイワクラ(蛙亭)の話題となり、「関係ないでしょ!」と報道陣に詰め寄るなど拒否反応を示したが、「『ダ・ヴィンチ』に連載している時、送る前に『どう思う?』と読んでもらいました。面白いしか言わなかったですけどね。具体的な内容について触れたりしましたが、基本的にはポジティブな意見しかなかったですよ」と話し始めるも、結婚の話になると「結婚したら言いますよ。連絡先教えてください! そしたら言うから」と報道陣にツッコむも幸せオーラを。また、昨年末に行われた「M-1グランプリ」にも触れ、「顔バッキバキだったでしょ? 何で苦しそうに漫才しているんだろう? と思いましたね」と反省の弁で、「(今年は)もう少し楽しくやらせてもらいと思っています」と今年はリラックスした気持ちで臨みたいという。