三木市(みきし)は、兵庫県南部に位置する豊かな自然に恵まれたまち。また、「金物のまち」とも呼ばれています。戦国時代の別所氏と織田軍による三木合戦の後、羽柴秀吉による復興により、三木金物はさらに発展し、現在まで受け継がれているそうです。

伝統産業である三木金物は、大工用品や台所用品、園芸用品など、ふるさと納税の返礼品にも多く提供されています。

今回は、そんな三木市のふるさと納税返礼品「Bushcraft hammer」を詳しく紹介します!

三木市の返礼品「Bushcraft hammer」について

・返礼品名:Bushcraft hammer 1本でハンマーと斧が使える
・提供事業者:株式会社amenoma
・兵庫県三木市本町1-2-20
・サイズ:全長300mm、幅130mm、刃長55mm、柄長270mm、重量約725g
・寄附金額:4万円

「Bushcraft hammer」のふるさと納税の寄附金額は、4万円。ツーリングやキャンプ好きな鍛冶職人が試行錯誤を重ねて作った、とことんアウトドアを楽しめるハンマーです。

ハンマー部は、鍛冶職人によって600gの鋼を鍛造仕上げされており、絶妙な重みでペグを小気味よく打ち込むことができます。斧部は、刃が薪に差し込みやすいよう鋭利仕上げられており、容易にバトニングできます。

グリップは、本樫で作るハンマーと斧が使いやすいストレートタイプ。コンパクトとバランス良さを両立させたサイズです。

「打つ・抜く・割る」ができる、新感覚ハイブリッドハンマー! アウトドアで道具を最小限に抑えたい方や無骨なギアが好きな方におすすめとのこと。

「Bushcraft hammer」がふるさと納税の返礼品になった経緯と実績

古来より鍛冶のまちとして栄えてきた三木市。戦国時代には、羽柴秀吉の産業振興に伴い、金物産業がさらに発展したそうです。

鋸(のこぎり)、鑿(のみ)、鉋(かんな)、鏝(こて)、小刀(こがたな)が国の伝統的工芸品として指定されており、近年では、キャンプ用品など新しい分野の製品も生産されています。

「株式会社amenoma」は2021年に起業した会社。鍛冶職人とともに産地を盛り上げるという想いに加え、「made in Japan製品の素晴らしさ」を発信するオリジナル商品を展開しています。社名は、日本書紀に登場する製鉄・鍛冶の神「天目一箇神(あめのまひとつのかみ)」が語源なのだとか。

2022年4月に三木市ふるさと納税に登録後、初年度で約1000万円以上の寄附申込があったほど人気の返礼品とのことです。

寄附者からの反響

「杉やナラの薪を問題なく処理でき、期待していた以上の性能です」といった声が、三木市ふるさと納税担当者のもとに届いているそうです。

事業者の想い

自由鍛造という鍛冶独自の技術で作る、野営地で設営(ペグ打ち・ペグ抜き)・薪割り作業が1本でこなせるハイブリッドハンマーです。ちょっとでも装備を減らしたいライダーやソロキャンパーの要望をもとに開発されました。ハンマーと手斧、どちらも使いやすいバランスに仕上げています。刃は薪に食い込み割りやすく焚火がさらに楽しくなります。amenomaはこれからも皆様の「妄想をカタチに」をもとにモノ作りをしてまいります。


今回は兵庫県三木市の返礼品「Bushcraft hammer」を紹介しました。ケースは、丈夫で火に強い6号帆布から手仕上げで作られているそう! Dカン付で、好きなカラビナに付けて持ち運びができるので便利です。気になる方は一度チェックしてみてください。
※寄附金額は掲載開始日(2023年4月9日)時点のものです。